郡上美並・星宮神社とふるさと館(2)
前回のブログに書き忘れたけれど、星宮神社のこの絵馬に添えられているのは見てわかるように鎌である。そしてこの鎌は普通と向きが違う。左鎌というそうだ。私は左利きだからこんな鎌があれば便利だと思う。むかし右利き用を使って苦労した覚えがあるのだ。
パンフレットによれば、祭礼用具の鎌が左鎌だかららしいけれど、単に左利きの人が病気の平癒の願いがかない、大事な左利き用の鎌を奉納したのがはじめだという説もあるという。
神社の隣に美並ふるさと館がある。この中に円空のゆかりの品やその事蹟が書かれた円空研究センターと地元の昔の生活を展示している生活資料館がある。
入り口左手の円空仏、護法神。
右手は地蔵尊。
館内は撮影禁止。円空仏は見世物ではなく、祈りのためにあるものだから、と禁止の理由が書かれている。
円空上人木像。ここは多分撮影禁止区域の外。このあとのものは禁を犯して撮ったもの。もちろんストロボは焚いていない。客も含めて誰もいないのだもの。すまぬ、すまぬ。信仰心がなくてすまぬ。暗いからなかなかうまく撮れない。
年代別に小品がたくさん並べられている。むかしはその素晴らしさに感激して円空仏を眺めていたものだが、今はあんまり感慨がない。
やはり信仰心がないのだ。
郡上大和の「古今伝授の里」か郡上城にでも行こうと思っていたが、腰が痛くなってきた。早いけれど帰ることにしよう。
12月に入るといろいろ用事がかさなっている。今月中には冬用のタイヤへの交換に金沢に行かなければならない。このまま北上すれば金沢だなあ、と思う。金沢にリースのタイヤを契約しているのだ。金沢の若い友人たちにいつもつきあってもらっているが、いつまでも迷惑をかけて申し訳ないような気もして声をかけるかどうか迷っている。
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