引き出物、快気祝いなど
結婚式に呼ばれると、引き出物を持って帰らなければならない。それがやたらに大きく重いものだったりすると、つらい。そして家に帰って開けてみたらすでに二つも三つも持っているものだったりすると、どこかに収納して死蔵することになる。
なんとか喜んでもらえるものを、と考えてくれているのだろうけれど、だいたいかぶる。そしてかぶらないものを工夫してくれてもあまり欲しくないものであることが多い。人の好みは思っている以上に千差万別だ。
最近カタログを送ってくれて、自分の希望のものを選ぶことが多くなったのはそういう背景があるからだろう。
ところがそのカタログにぴんと来るものがないために、本当に欲しかったかどうか分からないようなものを選んだりしてしまうことがある。
妹の旦那がちょっと手術をした。その快気祝いのカタログが送られてきた。妹に聞いたら、自分は家に残るものは選ばないようにしている、たいてい食べ物にしてるよ、ということであった(送った本人に聞くのも変だけれど、兄妹だから良いのだ)。
なるほど、カタログを見ると半分は食べ物や飲み物だ。最近それを喜ぶ人が増えていると言うことなのだろう。記念のものを残す、という発想は、いまのように家の中にものがあふれている時代にそぐわない。だから使ってなくなるもの、食べてなくなるものを選ぶのが良いのか。
眺めていたら、日本の「白茶」というのがあった。お茶大好き!特に白茶は中国に行くと良く買う。最近中国に行かないのでとっくに在庫は切れている。今回当たりが出ればありがたい(自分で追加注文できる)。
なんだ、カタログにも是非これが欲しい!というものがあるじゃないか。
白茶についてはそれを飲んでから報告する。
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私もカタログから、後に残らない食べ物にしています。
本当に欲しい物がありませんから。
白茶・・・どんなものかな~?
中国に行くと、プーアール茶を買って帰ります。
投稿: マーチャン | 2014年12月 1日 (月) 09時28分
マーチャンさん、コメントありがとうございます。白茶は緑茶を軽く発酵させたお茶です。ほとんど緑茶に近いのですが、喫した後にかすかな甘みが口に残るのが特徴です。プーアール茶は癖が強いお茶なので日本人には苦手な人が多いそうですが、あの独特のかび臭さは慣れるとうまさに感じられて、私も時々飲みます。いま10年寝かせたちょっと上等のプーアル茶を飲んでいます。雲南省に行ったときに買ったものです。
投稿: OKCHAN | 2014年12月 1日 (月) 14時24分