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2014年11月10日 (月)

自らをおとしめる

 安倍首相と習近平主席の首脳会談前の挨拶の様子があからさまに映し出された。

 これを見て普通の感覚の人は習近平の態度に「礼を失している」と感じたことだろう。しかし中国のネットでの反応には「習近平、良くやった」という声もあるようだ。

 世界中の人があの様子を見る機会がある。誰が非礼であるかは恐ろしいことに一目瞭然である。そして非礼な態度である、ということが正しいことである、と認識する一部の中国人がいることがいまの中国の現実なのだろう。洗脳教育というのがどれほど恐ろしいのか、分かる人には分かる。

 中国があれほど非礼であるのは日本に、そして安倍首相に問題があるからだ、というのが日本のマスコミの論調であり、多分今回もそうだろう。明日の朝日新聞の朝刊があの様子をどう論評するか楽しみだ。多分、日本は、そして安倍首相は謙虚に反省せよ、というだろう。

 朝日新聞のいまの感覚が明らかになる。(誤報問題がダメージなら、そこまで言わないかも知れないという意味で)

 

 礼を失すると言うことは、あいてはもちろんだが、それ以上に自分をおとしめ損なう、致命的なことなのである(酒見賢一の「陋巷に在り」を見よ!呪と儒はうらおもてなのだ)。

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