卵をぶつける
産経新聞の元ソウル支局長が、朴槿恵大統領に対する名誉毀損で訴えられている裁判で、彼が今日の公判を終えて乗り込んだ車に、韓国の運動家らしき面々が、生卵をいくつもぶつけ、罵倒し、絶叫し、何か書かれた紙を側面や後ろの窓ガラスにのり付けしている姿が映されていた。彼等は裁判中も騒いだために退廷を命じられた、という。
すでに問題は裁判になっていることであり、是非はともかく見解の相違については仕方のないことだと思う。BSフジのプライムニュースの前半はそれに関する韓国の裁判制度などが話題になっていて、とても参考になった。
ところで、愚か者はどこにでもいる。それは韓国ばかりでなく、日本にもいることは、ヘイトスピーチをしている情けない連中を見れば分かる。それよりも、なんたることか、と思ったのは、このような行為が公然と行われているのに、韓国では誰も静止しようとしないことだ。
この裁判は当然韓国で話題になっていて、このような連中が出て来て不慮の事態が起こりかねないことは、韓国の警察も分かりすぎるほど分かっていたはずだ。ところが韓国の警察官の姿がどこにもない。
このことに驚いたが、そのことを指摘するマスコミを私はまだ見ていない。
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