愛知県知事選挙
理想を語るのはすばらしい。政治家は理想を語らなければならない。しかし理想を達成するために自分が何をするのか、開かない扉をどうやって自分がこじ開けてみせるのかを語らなければ、居酒屋の酔客の政治談義と何ら変わらない。
日曜日は愛知県知事選挙。
共産党は地方末端ほど現場に密着してすばらしい。現職の大村知事に共産党推薦の「小松たみこ」候補がどこまで食い下がれるのか。「増税NO!」「脱原発」「平和憲法」、これはお題目として認めよう。ところで「反貧困」とは何なのか。共産党のめざすものは金持ちの存在を否定であり、全国民の貧困容認による平等化だ(これはこれですばらしい理念だ、なぜなら、みんな貧乏になれば、結果的に貧乏はなくなる)と私は思っていたけれど、党是に反しているのではないか!これでは社民党や、最近の民主党ではないか(みんなが豊かな社会をめざす)。脱原発も、18歳以下の医療無料化も、特養ホームの増設も介護の充実も、保育所や学童保育の拡充もしながら「脱増税」をしつつ「脱貧困」などと、出来もしないことを言ってはいけない。
ところで「小松たみこ」のたみこは本名か。たみこがもし「民子」だとすれば、なぜひらがなにするのだろう。選挙民は「民子」という漢字が書けないと心配してくれているのか。誠に弱者に配慮した心やさしい人らしい。
そういえば現職は「大村ひであき」(本来は秀章)さんという名前らしい。どっちもどっちか。こちらは「人が輝くあいち」と選挙公報で言う。「愛知」が書けない人、読めない人をちゃんと心配してくれているらしい。そう言いながら「日本一元気な愛知」などと同じ選挙公報に書かれている。支離滅裂だ。有権者を本当にやさしく馬鹿にして下さって有り難いことだ。
日本人で、小学校で習う教育漢字が書けない人はきわめてわずかな人だ。その人を基準に選挙公報を作らなければならないのはどうしてだ。
選挙公報には「この選挙公報は、候補者から提出された原稿を写真にとってそのまま印刷したもの」だと注意書きが添えられている。



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