日本酒
日本酒は美味しい。ちゃんと造れば必ず美味しい。そのことをこの頃つくづく実感させて貰う機会がしばしばあって有り難いことだと思っている。
それなのにいまだにこの世にまずい日本酒があるのはどうしたことだろう。それほどたくさんの酒蔵を訪ねたわけではないが、ふつうの人よりは多いはずだ。そしておかげさまで新酒の絞りたてを飲む機会もあった。そのときに美味しい、と思えない酒を飲んだことは一度もない。
懐不如意につき、このごろは紙パックの酒を飲む。愛飲しているのは菊正宗の二リットル入りの紙パック。これをじっくりと燗するとそこそこいける。酒にうるさい息子もうなずいていたくらいだ。
今日はいつも買う店にその菊正宗がない。そこになんと三リットル入りの紙パックがいろいろ並んでいる。ダンピングもここまで来たか、という風情だ。乳酸菌で短期大量生産すると日本酒もこんな値段で売れるようになるのか。そこで、はずれがないはずの月桂冠の三リットルの紙パックを購入。
まことに残念な結果であった。
どうしてこんな酒を平然と造ることが出来るのか?神様は土曜日の新酒の感激を盛り上げようと、私にこんな試練を与えたのか!店はせめて菊正宗をおけよ!呑みながら腹を立てている。
日本人が日本酒離れをしたのではない。日本酒のメーカーの多くが日本人を日本酒嫌いにしたのだ。作りたての美味しい酒をいじり倒してまずくしてから出荷している酒造メーカーの考えが分からない。多くの産業がこうして自滅していった。
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日本酒好きの人は親しみを感じます。明治生まれの亡き父は酒造りのために家族よりも日本酒を愛する京都の杜氏でした。
投稿: かすみ風子 | 2015年1月28日 (水) 23時41分
かすみ風子様
私の父親は酒をほとんど飲みませんでした。その私が酒を覚えたのは、山形で学生時代を送り、寮生活や部活で酒に体を親和するように体質改善させられたからです。もちろん日本酒です。当時はビールは贅沢な飲み物でした。おかげで楽しくておいしい人生が送れています。息子にもそのように仕込むことに成功しました。
投稿: OKCHAN | 2015年1月29日 (木) 11時51分