閑中忙あり
本日、弟夫婦は息子夫婦と孫たちとともに早朝から小旅行に行っている。老母の介護は、だから朝からすべてわたしがやっている。ふだん手伝いをしているつもりだったけれど、実際にはほんの一部をやっていただけであることを知らされた。結構忙しい。
薬を砕いてすりつぶし、とろみづけをして飲ませるのがなかなか難しい。下手をすると半分が口の外へ漏れてしまう。なかなか口が十分に開かないのだ。一汗かいてしまったが、飲ませられる方もくたびれただろう。検温、血圧測定、尿パッドの尿の検量と廃棄、口内清掃、点滴パックの交換とパッチ薬の張り替えなど、一つ一つはなんということもない作業だけれど、全部を手順良くやるのは慣れていないと一仕事だ。
経口での投薬は朝だけだったのだが、昨日から抗生物質を朝昼晩と三回投薬しなければならなくなった。そのたびに薬をすりつぶし、溶かした後で飲ませなければならない。
いつもは暇で、緊急事態に備えて老母のそばで本を読んでいればいいだけなのだが、今日は忙中閑ありではなくて、閑中忙あり、なのだ。
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