理由
一昨日免許の更新をしてきた。免許を取って四十年になる。学生時代に取っていなかったので、営業に配属されて会社命令で免許を取得した。金も出してもらった。
それからすぐに自分の車を手に入れた。最初は先輩が処分しようとしていたいすゞのフローリアンという厚い鉄板で蔽われた重い車をブランデーと交換でもらった。車検など手続きはすべて自分でやった。二台目もフローリアン、三台目は別の知人から二束三文でへこみ傷だらけのコロナを購入した。
その後名古屋に移って自分で探した中古車屋から購入した。親しくなると店頭価格よりいささか(ときには大幅に)安くなるし、手続き費用なども大幅に引いてくれる。だから定年直前までずっと中古車しか乗らなかった。
理由があって初めて定年一年前に新車を購入した。子どもたちが巣立って、新車を購入することも可能になったのだ。それが先代のアテンザだ。13万キロ(足かけ五年)乗って事故で廃車となり、今のアテンザに交替した。
わが愛車のアテンザ
とにかく気持ちよく走る。ドライブするというのがこれほど楽しいものだとは知らなかった。だから走り回った。
中古車は長くて五年、ときには三年で交代してきたからずいぶんいろいろな車に乗ってきた。新車を知らなかったわけではない。会社から支給される社用車はカローラやサニーばかりだけれど、新車があてがわれることもしばしばだった。でも運転が楽しいということはなかった。
燃費が良くて、安い上にこれだけ運転が楽しい車が、なぜもっと売れないのだろうと思う。最近マツダ車を目にすることも増えた気がするからそれなりに評価が上がってきたのだろう。地方へ行くと目にする頻度が高い。ときにはマツダ車を数えたりする。
ところがどうしたわけか私の住んでいる一帯でのマツダ車の割合が極端に低いのが気になっている。私のマンションでは駐車場に二百台くらいあるけれど、以前は二台しかなかった。いまようやく三台である。周辺でも滅多に見ない。
自分が営業をしていたからこういうことが気になる。なぜこの辺りだけこんなに少ないのか。理由はいくつか思いつく。他社の営業マンが優秀でまったく割り込めないのかも知れない。しかしマツダ車よりもスバルや三菱車が多いし外車も何台か目にする。マツダだけが少ない気がする。
となれば、考えられるのはこの地区のマツダ車の営業員の販売力が特に劣るのか、サボっているのかだ。
シェアが低ければ拡大の余地は大いにある。何しろ分母が小さいのだから。上司だったらそうハッパをかけるだろう。
拡販のてこ入れにはその辺をもう少し見直したらどうか、などと妄想している。
本日から愛車のアテンザで千葉に走り、しばらく老母の介護の手伝いをする。さあ、出かけようか。
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