密かな陰謀
陰謀は表に現れないから陰謀で、まさか、と思うようなところに意外な事実がある、というのがメル・ギブソン主演の映画「陰謀のセオリー」だった。
3Lサイズの私が問題なく座れる椅子に、隣とまたがってすわる人をしばしば見かける。座席のしきりにわずかな段差があっても、すわりにくいだろうに無理にまたがっている。誰かの邪魔がしたいのだろうか。どうも最近はそれを当たり前のように見る。
最近の通勤電車や地下鉄などのよこずわりの席が、二人とか三人分のしきりのポールで区切られているものが増えた。こちらはそのしきりの想定の人数に無理があるのか、すわるにはいかにも狭い。小柄の女性に合わせているかのようで、男が二人や三人並んで座るのはいかにも窮屈だ。私が座れば隣が女性でも迷惑を掛けてしまうから、すいているとき以外はすわるのをあきらめることが多い。
多くの人がそう思っているのだろう。三人分のところに二人、二人分のところには一人しか座らずに空いたままのことも多い。これがだんだん定常状態になり、座席をまたがってすわることが当然だという風潮につながっているにちがいない。最近はしきりのないときでも七人すわれるはずのところに四、五人でいっぱいになるような微妙な間隔で座り、あらたな参入を拒んでいるのをしばしば見る。
日本人には人に譲る、という美風があった。このような美風は数々あって日本人のある意味の強さの表れであるが、上記のような風潮が定常化しているのは、その美風を破壊しようとする陰謀の一つではないか、というのが私の憶測である。美徳を破壊していけばその民族は劣化する。それをもくろんでいるにちがいない。
些細なことと笑うなかれ。たまたま気がついたのがこのことだけれど、無数にこのような小さな陰謀が、密かに行われているにちがいない。それが奏功しつつあるような懸念がある。
そういえば、列に並ぶときに、前の人との間を大きく開けて立つ人間がこのごろ目につく。一人分ならゆとりだが、二人分も三人分も空いていると、並んでいるのかただ立っているのか分からない状態になるし、他の人の邪魔にもなりやすい。
これも陰謀にちがいない。
検診に行った病院で、待っているあいだに見かけたものからいろいろ妄想していた。まことにひまである。おかげさまで検査結果は良好。レッドゾーンの項目はなかった。今晩は祝杯を挙げるぞ!
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健診の結果が良好とのことおめでとうございます。
↓難聴気味のようですが、私もドラマなどのセリフが聴きとれないことがあります。
寄る年波のせいでしょうが、声の大きいつれあいのせいもあるかと。。。
投稿: おキヨ | 2015年5月25日 (月) 13時00分
おキヨ様
聞こえる音のバランスが悪いのがやや不自由ですが、
一応生活には差し支えありません。
映画を観るときは、最近サラウンドのヘッドフォーンを愛用しています。
まことに具合が良いのですが、
大音量にエスカレートする傾向があります。
これも難聴に拍車を掛けているかも知れません。
投稿: OKCHAN | 2015年5月25日 (月) 16時07分