眠れない
いまより体重が10キロも重かったときは、昼間突然強烈に眠くなることがあった。十分とは言えないけれど、それなりに睡眠時間はとっていたが、いわゆる睡眠時無呼吸症候群というやつで、睡眠の質があまり良くなかったらしい。社内旅行で大いびきをかいて、ときどき呼吸が止まっているのをビデオに撮ってみせられた。見たくなかったけれど認めざるを得なかった。そのかわり床についたらほぼ瞬時に眠ることができるのを特技としていた。大学時代に寮で暮らして、プライベートなどなく、うるさくて煙くて明るいところで寝るのに慣れているのだ。
不眠症だ眠れない、などと聞くと、眠れなければ起きていれば良いのに、と思ったものだ。
それがこの頃夜中になってもちっとも眠くならない。もちろん眠くなければ起きている。ごそごそと本を読んだり音楽を聴いたり、ときには落語を聞いたりしている。さすがに映画は興奮しすぎるので見ない。
だからといって翌日ほとんど眠くなったりしない。気がつかないうちに短時間の睡眠を取っているのだろうか。記憶がないけれど・・・。
本を読むのは集中力を必要とする。集中力にはエネルギーが必要だ。だからテンションの高いときに本が良く読めるのだけれど、あまりにテンションが高いと今度は気が散り出す。躁状態になってくるのだ。どうも眠れないようなときはこの躁状態になっているらしい。理由は分かっている。気になっていることが片付くのは大分先になる。
軽い精神安定剤でも飲んだ方が好いのだろうか。ちょっとオーバーヒート気味である。こんなときは旅に出るか、誰かに会って酒でも飲めば良い。来週には犬山の兄貴分の人と名古屋で久しぶりに飲むことになっている。来週の週末には友人たちと三人で九州へ出かける。それまで持つかなあ。
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