夏祭り
母の容態悪化で千葉の実家に滞在している。実家には弟夫婦が母と同居している。
弟は町内会の自治会長を三年、その前に副会長などで足かけ五年務めて、今年ようやく引き継いでくれるひとがあってバトンタッチができた。今日はその町内会主催の夏祭り。会長は退いても昨日今日とかり出されて飛び回っている。
その祭りもあるので弟の子どもたちとその子どもたち、つまり弟の孫たちも総勢やってきたので今日は賑やかだ。昼には庭でバーベキューをたのしんだ。いまおチビさんたちはビニールのプールで歓声を上げている。
其の家の前を祭りの神輿が大勢の子どもたちに曳かれて通った。神輿を曳く、というのも変なのだが、かつぐのは無理なのだろう、台車に乗せて綱で引っ張っているのだ。日盛りの炎天下、たいへんな暑さだが子どもたちは元気だ。子どもが元気な祭りは祭りらしくて好い。
私はその賑やかなざわめきのなかからはみ出して、ぼんやりと眺めているばかりだ。
おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉
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