減速
2003ソウル
韓国の自動車輸出が減少し、輸入車は増え続けている。また、世界一だと自慢する造船業界も大手が軒並み巨額の赤字を出している。無理な受注をするために採算を度外視したり、納期対応の遅れに違約金を支払わなければならないことによる。
当てにしていた中国向けの輸出も、中国の減速によって頭打ちとなっている。中国も経済成長重視から安定成長への転換を図り、いまは内需の増進を目指している。当然輸入から自国での生産へと力を入れるから、韓国は最大の輸出先である中国向けの輸出が二重の意味で減少せざるを得ない。
昨年はセウォル号事件、今年はMERSという不幸な事態が韓国経済の足を引っ張ったが、それぞれに対する朴槿恵政権の対応は、日本の民主党の東日本大震災の時の対応以上にお粗末であったという酷評が定まりつつある。与野党が責任のなすりあいをしてばかりで、いまだにどうすれば良かったのか、今後どう対応するかについての実のある総括が出てこない。
すでに誰もが知っていることをあらためてここに書くのは、韓国の減速が一時的なものではなく、かなり深刻なものらしいことが明らかになったことが、不謹慎ながらちょっと嬉しく感じられているからだ。
中国の反日と韓国の反日を比較すると、中国の反日の方がいざとなると先年の暴動のように激しいが、なんとなく韓国の反日の方に不快感を強く感じてしまう。
本音のところで中国びいきの気持ちが働くからか、中国の反日には多少の納得も感じられるのに対して、その理不尽さは韓国の方がひどい気がしている。韓国の普通の人たちには申し訳ないけれど結果的に韓国の経済の失速がちょっと嬉しく感じられてしまうのだ。韓国の反日パフォーマンスのひどさと、日本を貶めるような、国を挙げての礼節に欠ける言動には辟易する。
人を呪わば穴二つ、ということわざの通りだなあ、と思うではないか。
他を貶めても、自らは上がることはなく、落ちる。少なくとも人はかならず低く見る。
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