瀞峡
十数年前に子どもたちと遊覧船による瀞峡巡りをしたことがある。そのときは小雨交じりのあいにくの天気で、熊野川には川霧がたちこめていた。
久しぶりに訪ねた今回はさいわい雨ではない。そもそもこの熊野地方は日本でも有数の多雨地方だから、雨に降られるのは珍しいことではない。
さあ出発
ジェット船の船内。川の水深が浅いところが多いので、特別の構造をしているそうだ。上瀞まで20キロ以上の距離を約50分で行くからけっこう速い。帰りはくだりなのでさらに早い。現地での散策を含めて往復2時間弱。
水しぶきが激しく立つのに窓を開けていてもかかることがないのが不思議だ。
熊野川をどんどん上流へ。
目の前で鮎釣りをする人がたくさんいる。
釣れるかな?釣りは嫌いではない。
背後の杉の林が熊野らしい。
こんな急流がたくさんある。昔はもっと水量が多く、筏で下ったらしいが、いまは上流にダムができて筏くだりはできなくなったそうだ。
ここが遊覧船の終点。しばらくあたりを散策する。
崖の上の旅館。建っている場所は奈良県。左手の吊り橋を渡ると和歌山県。旅館の対岸は三重県。
さらに少し上流を船で案内してくれる。昔はただ引き返したはずだ。いろいろな岩に名前をつけて何やら説明していたが、あまり興味がない。この岩は獅子岩。そう言われてみれば・・・。
こんな景色がそこら中にある。ただ眺めた。奥瀞はさらに上流だが、それは特別の遊覧船のみが案内してくれるらしい。
ここまでで十分満足。
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