豊田有恒「国防音痴が、国を滅ぼす」(祥伝社新書)
他の人が書いた本なら、こんな題名の本は買わない。遙かなむかし、SF少年だった時代、小松左京や星新一に続く、眉村卓、豊田有恒、石原藤夫、光瀬龍などのSF小説を濫読したものだ。なつかしい名前なのでつい手に取った。
人類という種には、他の生物より過剰に暴力衝動が備わってしまっているから、戦争がなくなることはなく、それに備えるのは当然であるという。
そもそも平和を求める強い思いから、軍備について過剰なアレルギー反応をする日本は異常だ、という。
戦争を回避するためにこそ戦争について、そして軍備について知ることは必要なのだという。
いっていることはわかる。その通りだとも思う。それなのにおじいさん、あまり興奮しない方が好いよ、とも思う。なるほど、知らなかった、そうなのか、ということがないのが残念であった。
本日、大阪で友人数人と会食するので、もう少ししたら出かける。心配していた雨はようやく止んだ。なんとか傘なしで行けそうだ。久しぶりに会う友人たちと、楽しい時間が過ごせる。
九月には九州、11月にはキューバへ行くことになるだろう。今回は、その二つのグループの友人が一堂に会する(みなむかしからの知り合いだけど)。両方にまたがっているのは私。わくわくするようなことの、ときどきある日々をしあわせに感じる。
今日は飲み会に徹するので、着替えと洗面具と本三冊だけで、カメラもパソコンも持参しない。次のブログは明日の夜になるだろう。さあ仕度をしようか。
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