映画「砂漠の鬼将軍」1952年アメリカ
監督ヘンリー・ハサウェイ、出演ジェームズ・メイスン、ジェシカ・タンディ他。
砂漠の狐の異名で知られるドイツのロンメル元帥の秘話が描かれる。北アフリカで、装備も兵員も弾薬も燃料も補給が不十分ななか、連合軍の反攻にさらされたロンメルは撤退を進言するが、ヒトラーとその取り巻きは徹底抗戦を厳守するよう命令する。
無駄に兵士や武器の損耗が強いられるが、そんななかロンメルは病に倒れてしまう。心身ともに疲労の極みだったのだ。そんななか、親友から停戦のための画策をする動きがあるという話を聞く。
謹厳なロンメルは耳を貸そうとしないが、ドイツの敗勢は濃厚で、このままでは祖国の存立の危機であるということを認識せざるを得ない。
あえて身命を賭してヒトラーに連合国との話し合いを進言するが、歯牙にもかけてもらえないばかりか忠誠を疑われる事態となる。
ヒトラーを退陣させることが不可能であることを覚悟した軍部の一部がヒトラー暗殺を企てる。それを知らされたロンメルは積極的に参加はしないがそれを黙認する。
暗殺計画は実行に移されるが、ヒトラーは負傷しただけで暗殺は失敗に終わる。そして暗殺計画の関係者が数千人処刑される事態となり、その捜索の手はロンメルにも及んでくる。
ロンメルはそれにどう対応したのか。連合国側からも称賛された偉雄ロンメルは、自分の矜持を維持したまま家族のためにある決断をする。
これが全部事実かどうかは知らない。しかしジェームズ・メイスンの演じるロンメルのすがたに男のあるべき姿を見てしまう。それは戦争賛美につながるというのだろうか。
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