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2015年9月 2日 (水)

社会学がわからない

 大学時代、教養(多くの大学で、いまは教養が必須ではないらしい。このことはまた別に考えたいと思っている)で社会学を受講した。社会学とはなんぞや、ということくらいは知っておきたいと思ってけっこうまじめに受講し、ノートも丁寧にとった。しかし一年間講義を聴いても社会学とはなんなのかわからなかった。わかったのは社会学は方法論だけでできている学問らしいということだった。

 もともと相性が悪かったのか、私の空気頭が問題だったのか(多分両方だろう)。結局、社会学とは統計学に過ぎないのではないか、というのが私の印象である。なにを求めるための方法論なのかがついにわからなかったのだ。

 最近拝見するようになったsinzeiさんのブログで、社会学について書いていたのを読んでそのことを思い出した。皆目分からないままのものがあるというのは気持ちの悪いもので、喉に刺さった魚の骨のような嫌な気持ちが残っていた。

 そこで宮台真司や上野千鶴子(敬称略)が社会学者であると知った。そんなことも知らなかったのはうかつなことだが、それで社会学とはなにかが少しわかったような気もするし、ますます社会学がなんのためにあるのかがわからなくなった。

 統計学的に社会を解釈するだけなら学問ではない。取り上げた二人のように、社会を自分が解釈したいように解釈してご託宣を述べるのが社会学なら、新興宗教とどう違うのだろうか。

 (このボンクラ頭で)二人の本を読んで、社会についてなにか新しい見方を得た記憶がない。こちらの非才によるものだとは承知しているが、やはり社会学とは相性が悪いようだ。

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