映画「砂漠の鼠」1953年アメリカ
監督ロバート・ワイズ、出演リチャード・バートン、ジェームズ・メイスンほか。
ロンメルに北アフリカのトブルクに閉じこめられた連合国軍。連合国は豊富な物資と兵員を持って反攻を準備しているが、そのためにトブルク死守が絶対に必要だ。寡兵で弾薬も燃料も足りないなか、ロンメルが狙うスエズ運河侵攻を食い止めるために、どのような戦いが行われたのか、それが描かれた映画である。
話も連続しているわけではなく、監督も違うが、「砂漠の鬼将軍」に引き続き、ロンメル将軍をジェームズ・メイスンが演じている。彼の風貌がロンメルにふさわしいからだろう。
トブルクに立てこもっている連合国軍は生き残りを集めた寄せ集めの軍隊である。イギリス軍の将校がオーストラリア軍の兵士たちの指揮官を命じられる。その将校を若き日のリチャード・バートンが演じている。厳格なこの将校に兵士たちは反発する。彼のためにひとり、またひとりと兵士が死んでいく。戦いはゲリラ戦の様相を呈し、いつ自分の後ろから弾が飛んでくるかわからない。
いつまで待っても連合国の反攻は始まらず、援護も全くない。しかしそのことが厭戦とならずに士気が高まっていく。これは指揮官が有能であるということである。しかしリチャード・バートンはそのことに気がついていない。絶体絶命のなか、弾も尽き、敵が迫る。
最後は感動的。戦友とはこういう関係を言うのだろう。
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