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厚生労働省のメタボ健診のデータがシステムの不備で活用できないという。検診データの書式の不一致が原因らしいが、データの書式を揃えない、などというのはお粗末というレベルを超えている。そもそも厚労省はこのようなお粗末を繰り返している省庁だという印象がぬぐえない。たるんでいるし、無責任きわまりない。
厚労省は、実は最大の国家予算を扱っている省である。つまりここがお粗末であるということは最も国家として無駄が生じている省である可能性があるということだ。そのことの自覚が厚労省になく、厚労大臣になく、そして国民にもない。
維新の党と民主党が合流するという。それに合わせて、民主党の若手の中に、民主党を解党して新しい党を模索する動きがあるという。民主党はそもそも理念が全く反対の人々が、同じ党内に存在するという、異常な党だ。解党は必然だけれど、求心力になる存在がないからただ烏合の衆のような状態のままである。
ただ、橋下徹氏にシンパシーのある議員の抜けた維新の党との合流をきっかけに解党を模索するというのもなんだかタイミングとしてわかりにくい。もっと自発的に解党を考えることができないのだろうか。これでは日本のことを真に考えていると国民に思ってもらえるだろうか。
日弁連が「左巻き(日弁連内部の一部の若手の言葉)」であることは、国民の多くが以前から強く感じていることだろう。極端な人権主義により、犯罪者の方が被害者よりも優先して扱われていると感じる国民は多いと思う。その若手の弁護士たちが日弁連の政治的発言に異論を唱えているという。
ところが日弁連はその政治的発言は「政治的ではない」と言明した。民主党の辻元清美議員や社民党の福島瑞穂議員と共闘する日弁連が「政治的でない」といわれてしまうと、そもそも政治的、という言葉が行き場を失ってしまう。言葉が意味を失えば、弁護士の存在の意味も失われてしまうのではないか。
しかし弁護士にも「左巻き」ではない人がけっこういるらしいことに少し安心。
トルコのアンカラで開幕したG20での主な議題の一つが中国経済である。中国の株価下落や経済減速が世界に大きな影響を与えているから当然である。初日の4日には各国から中国の政策や現状認識に対して疑念や注文が殺到した、と伝えられている。
中国は自由主義国家ではない。しかし自由主義国家のような顔をして、AIIBを発足させようとしている。中国は弁明に努めたようだが「納得はできなかった」と麻生財務大臣が不満を述べたように、各国は釈然としなかったようだ。そもそも違うルールで同じグラウンドで試合をしているのだもの、当たり前だろう。
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