絶景・しらびそ峠
飯田の東、南北に走る国道152号線・通称秋葉街道を越えてさらに東に行くと、急カーブ、急勾配の道を登ってしらびそ峠に到る。
飯田から国道152号線に到るまでの道も狭くてカーブの多い道だが、それよりはるかに険しい。看板にあるとおり、ここは高度1833m、正面に見えるのは南アルプスの赤石岳。
屏風のような偉容に息を呑む。この峠に到るまでの紅葉もすばらしい。ただし運転手はそれどころではない。今回はほとんど兄貴分の人が運転したので、私は助手席で、おーっ、おーっと歓声を上げていればいい。
足元を見るとアザミの枯れた群落が。この花の枯れたものは栗のいがよりも固い針の塊のようだ。むかしはこれを針布として起毛に使った。
空気が澄んでいるので遠くまでよく見える。
峠を戻らずにさらに進めば、日本のチロルと自称する下栗の里がある。道はさらに狭く険しくしかも下り。
下栗の里は観光バスがたくさん停まり、車も多くて駐車場が満杯。駐車場から天空の展望台まで坂をずっと登らなければならない様子なので、全員「パス」で意見が一致。
ようやく坂を下りきり、道の駅で休憩。
さらに南下すれば遠山郷へ到るのだが、今晩の宿、南木曾に行くのが遅くなるので飯田に引き返す。
飯田から高速に乗らず、昼神温泉から清内路街道・通称はなもも街道を通って峠越えする。そのまま行けば馬籠、妻籠だが、南木曾温泉はその手前。乗っているだけで疲れるドライブだったが、運転していた兄貴分の人はたいへんだったろう。私は最後だけ運転した。
長老は上機嫌であった。
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こんばんは。以前乗っていた
初代アテンザの時に、ここに行きました。
飯田からここに向かう道もやっと車一台通れるか…な道で
肝を冷やした記憶があります
挙句にナビは間違った所を案内するわで
散々でした
この風景に救われましたが
駒ヶ根の宿まで
死んだように「自動運転」でした(^_^;)
投稿: たーぼぅ | 2015年10月29日 (木) 20時15分
たーぼぅ様
本当に凄い道でした。
いま乗っている二代目アテンザではこの道を走りたくありません。
確かに絶景に救われました。
投稿: OKCHAN | 2015年10月29日 (木) 20時53分