節目
昨晩は娘のどん姫がやってきて、それぞれのお土産の交換をした。いい調子で飲んだので、午前中は二日酔い。
明日は千葉県の家庭裁判所へ行く。放置していたことにけじめをつける決心をしたのだ。別居して丸21年の、戸籍上だけの妻と正式に離婚するための第一回目の調停がある。お願いしている弁護士と同行。離婚は、申し立てをした方が相手先の居住地の担当家庭裁判所に出向かなければならない。
いろいろな事情があって彼女が出て行ってから、子どもたち二人はわたしが育てた。さいわい特に問題もなく育った。それは彼らが自分の力でそれを乗り越えたからだ。
長い別居期間に何度も彼女の家に通った。子供がいるからそうたびたび行くことはできないし、子供がある程度心配なくなってから、定年前の数年は金沢に単身赴任したので、彼女のところから足が遠のいた。定年になって、時間が自由になったので穴埋めのためになるべく行くようにしたが、突然行くのがいやになった。
何しに行っているのかよくわからなくなったし、行ったその日のうちに帰りたくなる。ついに三年前から行くのをやめた。先日妻とその兄弟夫婦、妻の母親を含めて家族会議があった。三年ぶりに妻に会った。
ひどい家族会議であった。ひたすら金の話に終始した。
正式に縁を切ることを決心して、弁護士にいままでの経緯を説明し、申し立てを依頼した。時間はかかるだろうが、これで人生に一つのけじめがつく。
明日はまず裁判所に申し立ての理由といままでの経緯を説明し、調停を受けることになるそうだ。このあとは多分わざわざ毎回千葉まで行く必要はなく、名古屋の弁護士事務所で月一回ほど、テレビ電話による調停のための聴取を受けることになるそうだ。相手が了解すればそれですぐ終わるけれど、それは期待できない。
子どもたちは、成人してからは数回しか妻と会っていない。連れて行こうとしても行きたがらない。わたしに気を遣っているのかと思ったらそういうわけでも無さそうだ。妻は子供がどうしているのか全くわたしに聞こうとしない。どこに勤めているのかも知らない。興味がないし関心がないようだ。妻は名古屋を離れてから一度も来たことはない。普通ではないのだ。
結婚式で添い遂げる誓いをしたから、ずいぶん努力したつもりだが、無駄骨であった。もっと早く決心すれば良かった。父も母もそれを心配していたのに。子どもたちにはこのことはずっと前から相談しているが、賛成してくれている。月々生活費を支払わなければならないなら援助するよ、と言ってくれているので心強い。
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こんにちは。
いつも有難うございます。
どのようなご事情かは分かりませんが、
21年間もよく我慢なさいましたね?
いつも拝見させて頂いて、てっきり?お一人身と思っておりました。
別居が長くても簡単に離婚は出来ないのでしょうか?
すんなり収まりますようにお祈り申し上げます。
投稿: マコママ | 2015年10月 5日 (月) 13時15分
マコママ様
このことを書こうかどうか迷っていましたが、オープンにしてさっぱりしたかったので書いてしまいました。
詳しい事情は申し訳ありませんが書けません。
ご容赦ください。
投稿: OKCHAN | 2015年10月 5日 (月) 16時58分