教徒・大徳寺(2)瑞峯院
龍源寺のすぐ近くに瑞峯院がある。ここは九州豊前豊後の大名だった大友宗麟が創建した寺である。大友宗麟といえば切支丹大名だが、若いときに大徳寺の国師に帰依してこの塔頭を建てたという。
瑞峯院の門をくぐる。
ススキすら美しい。
横長で奥行きはないけれど、坐れば縁に波が打ち寄せている風情がある。
離れの前の小さな中庭。ホオズキの赤が鮮やか。
離れは餘慶庵というらしいが、入れない。このにべもない拒絶が好い。
反対側の庭園。砂の波紋が美しい。
瑞峯院の庭園でゆっくりした。心が鎮まる。大徳寺の本坊のほうへ戻る。曲がり角に千体地蔵塚がある。
写真はその一部。千体あるかどうか知らないが、とにかく見事なほどたくさんある。ほとんど風化で顔が摩耗している。
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