« 高口康太「なぜ、習近平は激怒したのか」(祥伝社新書) | トップページ | ついていけない »

2015年10月10日 (土)

京都・大徳寺(1)龍源院

 京都のガイドブックを見て、大徳寺を訪ねることにした。全く知らなかったところである。洛北、北大路にある。金閣寺が近い。

 大徳寺は1319年に宗峰妙超というお坊さんが創建した臨済宗の禅寺である。花園天皇や後醍醐天皇の庇護を受け、後に国師の称号を賜った。つまり天皇の先生であるということだ。
 その後寺はさびれていたが、一休宗純が再興し、堺の商人たちの援助で現在の豪壮な堂宇を築いた。とにかく広い。
 Dsc_5957
 本坊は通常拝観できないが、たまたま一般公開されていた。知らなかったがラッキーであった。本坊についてはあとで記す。

 この大徳寺には戦国時代以後、主要大名たちがそれぞれ塔頭(たっちゅう)を建てている。いま残っているのは24カ所ほどらしい。そのうちのいくつかが一般公開している。塔頭というのは大徳寺に属しながら独立した寺のようである。だからそれぞれが拝観料を取る。

 最初に入り口に近い、名勝庭園を謳う龍源院という塔頭を拝観。

Dsc_5961

 門から中を見る。玄関で靴を脱ぎ、拝観料を払って中に入る。


枯山水の石庭が三カ所ある。一つ一つを説明するのも面倒なので、写真を並べる。

Dsc_5963

Dsc_5964

Dsc_5972

Dsc_5985

 座敷がいくつかあってそのぐるりを廊下が巡っている。方向ごとにおもむきの違う庭がしつらえてあるのだ。

 そして座敷には上がれないが中を、見ることはできる。どの部屋もふすま絵がすばらしい。ただし明かりがないのでとても暗い。

Dsc_5975

Dsc_5976

Dsc_5977

Dsc_5968

 広間の床の間にあった掛け軸。禅寺らしい。

Dsc_5979

 ここは和尚と客が面談する部屋。客は正座しないといけないのだろうなあ。

Dsc_5986

 ちょっと気味の悪い絵。実際はとても暗い。狐の化けた絵らしい。

つづく。

« 高口康太「なぜ、習近平は激怒したのか」(祥伝社新書) | トップページ | ついていけない »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。。
いつもあちこち尋ねられていて羨ましいです(^^)

襖の絵、みごとですね

藤子様
いつもふらふらボウフラみたいですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 高口康太「なぜ、習近平は激怒したのか」(祥伝社新書) | トップページ | ついていけない »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー

  • アニメ・コミック
  • ウェブログ・ココログ関連
  • グルメ・クッキング
  • スポーツ
  • ニュース
  • パソコン・インターネット
  • 住まい・インテリア
  • 心と体
  • 携帯・デジカメ
  • 文化・芸術
  • 旅行・地域
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌
  • 経済・政治・国際
  • 芸能・アイドル
  • 趣味
  • 音楽
無料ブログはココログ
フォト

ウェブページ