仕掛けに乗れない
10日ほど前から近くのスーパーのレジのおねえさんたちが、へんてこな帽子をかぶり、マントを肩にかけてキーを打ち込むようになった。若いおねえさんはそれなりに似合うけれど、似合わない人や似合いすぎる人もいる。
ハロウィーンの仮装だけれど、これには驚くよりも笑ってしまった。これも昨日までで終わり。間もなくクリスマス、今度はクリスマスのデコレーションが始まる。
テレビのニュースでは若い人たちが顔を塗りたくって仮装して、集団でにぎやかに騒いでいる様子を報じていた。ハロウィーンがお祭りとして定着しつつある、などとコメントされていたけれど、この騒ぎは仕掛けられたもので、これが多分経済効果を生んでいるのだろう。
仕掛けられたものを祭りというのはどうかと思うが、人が楽しんでいるのをとやかく言うのも大人げないか。
誰かの仕掛けに乗るのが若いときから嫌いだったから、この偏屈じいさんは横目で見てふんと鼻で笑っている。
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