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2015年12月 3日 (木)

感じる

 控えていた酒をちょっと余分に飲んでみた。逆療法である。
 
 出来合のものを含め、つまみを並べて酒を飲む。飲みながら録画していた岩崎宏美の2010年のプラハでのライヴを観た。彼女はチェコの親善大使をしている。機会があってのドヴォルザークホールでのクラシック楽団との本格的な共演である。それを観ていて涙が出た。

 酔いすぎたからか。

 岩崎宏美の歌に失われた青春を思ったからか。

 失われたのではない。そもそも無いものを想って泣いたのだ。思い出に泣いたのだけれど、そもそも泣くほどの思い出などない。あったはずなのに無かった思い出に泣いたのだ。

 男はあったはずの想い出を想い涙する。自分自身を憐れむ。

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コメント

こんばんは。。。

文面からして今現在も十分男らしさを感じますが。。。(^^)

藤子様
酔っ払いのたわごとですが、思っていることをそのまま書きました。

関東の北の隅にも貴君の文を読み深く頷くおっさんがいます。

周大兄様
気にかけてくれる人がいると思うととても嬉しいです。

私も 『なごり雪』 などを聞くと、経験もないのに
ホームに残された男の心情になり胸が苦しくなることがあります。
長男が小1のときの運動会のビデオで、玉入れの数を数えるときに
数を間違えたらしく隣のオバサンに笑われ涙ぐみ、退場しながら自分の頭を叩くのを
見ると涙が滲みます。大学生になった本人以上に私が引きずってます。(笑)

けんこう館様
歌から、特に歌詞から自分独自の物語を紡ぎ出したとき、その歌は自分の琴線に共振するものになるようです。
歌が自分の琴線に触れるのが先ではなく、物語が獲得されることが先だ、というのは分かりにくい言い方ですが。
そんな理屈は抜きにして、心に感じる歌には自分独自の映像が伴うように思います。

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