精神のガス欠
本を読む気がしない、映画も特に観たいと思わない、出かけるのも億劫だ。いまそんなテンションの低い状態にある。そんな時、読書したり映画鑑賞をすることは、しなければならない、というような義務的なものになって、あまり楽しめない。集中力もない。
言わば精神のガス欠状態である。そんな時はエネルギーが充填されるまで待つしかないようである。さいわいこの精神のエネルギーは自然に湧いてくるもので、なにかを注入する必要はない。
かえって何かを注入しようとすると、エネルギーの充填が進まないから、なにもしない方が良いようだ。だから音楽を聴きながら、パソコンと囲碁を戦わせたり、大戦略ゲームをしたりして、時間つぶしをする。こんなことをしていては時間がもったいない、と内心では焦っているけれど、仕方がないのだ。
最近精神の起伏が大きくなっているようで、時々こんな状態になるのはどうしたことか。鬱病ではないけれど、軽い鬱症状なのかもしれないが、そんな風に思うとさらに悪化するのがこわいので、とにかくやり過ごすことにしている。つきつめていくと、生きている意味なんてない、などと思いそうなのだ。
老年になっても、無為を楽しむ、という境地にはなかなかならないものだ。これも欲のせいか。
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ご存知かもしれませんが、日本で生まれた精神療法で『森田療法』というものがありあす。
その教えを、すでに体現されてます。知恵も知識も豊富で羨ましく思います。
投稿: けんこう館 | 2016年2月11日 (木) 18時35分
けんこう館様
森田療法は聞いたことがありますが、詳しく知りません。
なんとなく自分のいちばん楽なようにしてみているだけです。
でも、なんとなくそれで良いのか、ということで自信みたいなものができました。
投稿: OKCHAN | 2016年2月11日 (木) 19時57分