野合のそしり
松野氏ひきいる維新の党が、民主党と合流することになりそうだ。民主党の発展的解党と党名変更が当初の合流の条件だったが、民主党が党名を変更することを受け入れて、それで合意したという。
いつものように、民主党内には党名変更反対の動きがあるようだが、岡田執行部は押し切るだろう。相変わらずの内紛は党勢を削ぐばかりだし、いまは人数を少しでも増やすことを優先したいはずだ。しかし烏合の衆という。いくら数があっても、力にはならないこともある。
これは誰かが「野合だ」と言うな、と予想していたら、案の定自民党の谷垣氏が「目指すものが統一されていないまま合流するのは、『野合とそしられることを免れないだろう』だろう」といっていた。
さすが、うまいなあ!谷垣氏本人は「これは野合だ」などと下品なことは言っていない、そういうことを言う人もいるかもしれないよ、といっているのだ。野合だから野合なのだけれど、直截そう言ったりすると、それに激しく噛みつくことで野合でなくなると思う民主党議員が必ずいるからなあ。
松野さんもお土産(なかまたち)つきで民主党に出戻るのに、大義名分として党名変更を強要して形をつけているのだろうけれど、真っ当な国民から見れば、うろうろと節操のない連中だ、としか見えない。
それにしても松野氏はどうしてああ躰を微妙にふらふらと揺らせながらしゃべるのだろうか。見ていて落ち着かない。人間的に落ち着きがないからか。
松野氏ひきいる維新の党の面々のなかにも、さすがにこれはまずい、と思って離脱するものが出てくるだろう(その動きがあることも報じられている)が、さて、どこへ行けばいいのか。身から出た錆とは言え、首筋が寒かろう。
民主党はますます昔の社会党化しているから、いっそのこと「社会党」と党名を変更したらどうだろうか。まさか社民党もクレームをつけないだろう、社民党も合流したりして・・・。
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