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2016年2月15日 (月)

前渡不動山(2)

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仏眼院本堂側から山門方向を望む。中央左手の瓦屋根は鐘楼。

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横手にあった大きな陶器のなす。大柄な私でもこの上に座ることができる。ベンチがわりなのだろうか。しかし冬には尻が冷たい。

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承久の乱、摩免戸(前渡)の戦いについての趣意書。

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木曽三川を挟んでの両軍の対峙図。尾張側に陣を構えた鎌倉側と、美濃側に陣取った京都側だが、鎌倉側が圧倒的な兵力で、圧勝した。

鎌倉の源三代での滅亡、北条執権への権力委譲のどさくさに乗じた後鳥羽上皇が、政権奪還を狙って兵を挙げたが、鎌倉側に粉砕された。

両軍の戦死者たちをこの辺りに葬ったらしい。

動揺する鎌倉をまとめたのは北条政子(頼朝夫人)の声涙下る演説だったという。

私の母はこの北条政子が嫌いで、だから政子、という名前も嫌いだった。女傑が嫌いなのだ、といっていたが、政子という名の嫌いな人がいたと思われる。読んでくれている人に政子さんがいたらごめんなさい、私は特に嫌いではありません。

下りの道筋で見た石像をいくつか並べる。

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素朴であるが、味がある。

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最後に、これは弘法大師と思われる。膝から下をはだけたものは珍しいと思う。暑くて足がほてったのだろう。杖がわりの枝が似合っていて、ちょっと楽しい。

これで各務原小ドライブは終わり。


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コメント

詳しいことは知りませんが、愛岐大橋は意外に新しく、といっても昭和40年代ですが・・・・。
それまでは、自転車とかも一緒に乗ることが出来る渡しがあったそうです。
かつては、水運の港として栄え、愛知県側には料亭も数件あったということです。
久しぶりに前度不動に行ってみようかと思いました。

石仏には心惹かれますね。
特に表情には言うに言われない魅力を感じます。

脚をさらした石仏は確かに珍しいですね。

けんこう館様
愛岐大橋は結構狭いので、大きなトラックが前から来るとちょっとこわいです。
木曽川の渡し船はいくつかあったようですね。

おキヨ様
素朴な石仏にも供えた人の願いがこもっている気がします。
たくさんあったのですが、全部が紹介出来ないのが残念です。

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