影響を受ける
子母沢寛の本を読んでいたら、ある人のことを思い出した。得意先だった200人ほどの会社の社長である。あるときその社長が私が勤めている会社を訪ねたい、と言うのでご一緒した。
そのときに「O君、銀座の高級クラブの女性は知識も豊富だし、気配りも出来る。どうしてか分かるかね?」と質問された。そんなところに行ったことなどないから答えに窮していたら、「それはね、彼女たちが日ごろ接する人たちが、一流の人ばかりで、その人たちの影響を受けるからなんだよ」と教えてくれた。「彼女たちはせいぜい高卒で、それほど勉強もしてこなかった。けれど、社会的な素養を身につけなければ勤まらないから必死で勉強するし、相手のレベルにひとりでに引きあげられていくのだ」という。
「だから君もなるべく積極的に偉い人、一目置ける人と出会うようにして、その人たちから良い影響を受け、自分を磨かなければいけないよ」
残念ながら、その教えを守ることが出来ずに人生の過半を過ごしてしまったが、ただ、つき合う人を選ぶ基準のようなものの根柢にそのことばが生きている気がする。
自分に悪い影響を与えるような人とは、本能的に合わせることが出来ない。そのことがそのときにはマイナスでも、自分のためには良かったと信じている。
私のいまつき合っている先輩諸氏、友人諸氏はすべて私にとって良い風を送る人たちばかりだ。ただ、後輩たちに対して、私がそういう存在では無かったことは申し訳ないと思っている。


そういう生き方をしている OKCHANさんは

私が思うに、後輩にも良い影響を知らず知らず
送っていると思いますよ!!!。
友達って自分の考えに似た人達が自然と集まってきますから。
それにしても 人生の中で尊敬できる人に巡り合えるって
幸せですね~。
投稿: マーチャン | 2016年3月10日 (木) 08時52分
マーチャン様
そういう出会いがあったことは、本当にありがたいことだと思っています。
営業という仕事をしていたので、ほんとうに沢山のいろいろの人に会いました。
そういうときは好き嫌いを言っていられません。
だからその人の好いところ、敬意を感じられるところをみるように努めるしかありませんから、それが結果的にしあわせだったのかもしれません。
投稿: OKCHAN | 2016年3月10日 (木) 09時10分