終われない
今朝は昨晩とうって替わって青空であるが、吹き戻しの風がまだ吹いている。咲き残った桜もこれでほとんど散るだろう。ソメイヨシノは受粉しても結果しない(つまり種を残せない)、ある意味では哀しい植物である。人が挿し木して増やさなければ、けっして繁殖することが出来ないのだ。日本中、いや、世界中のソメイヨシノは、一番最初に作られたものと遺伝子が同じ、つまりすべてコピーであり、世代交代、ということがない。韓国がソメイヨシノは韓国が原産だ、というのはだから明らかな間違いである。ソメイヨシノは江戸時代に日本で継ぎ木などによって人工的に作られた突然変異種なのだから。このことは以前書いたからここまでとする。
ブログでいろいろな桜の写真を拝見した。その種類の多いことにいまさらながら驚く。先日はテレビで台湾の桜を観た。植民地時代、日本人が台湾に桜を持ち込み(もちろん台湾にも固有種は沢山あるが)、たくさん桜を植えて花見をしたそうだ。戦後、植民地時代の記憶を嫌って多くの桜が切りたおされたという。桜には罪がないことを台湾の人々も感じていたのだろう、いつの間にか再び桜を増やすようになり、今では日本と同様に桜がたくさん植えられて、多くの人が花見をするようになった。ただ、温かいから花見のシーズンは二月らしい。赤みの色の強い寒緋桜などが多いようである。
その台湾に、桜おじさんとして有名な園芸家がいて、桜の苗木を大量に生産している様子が紹介されていた。この人は台湾の山野の珍しい桜の木を保存し、繁殖させることにも努力してきた。さらに継ぎ木などで新しい品種の桜の作成にも熱心であるという。広い敷地にたくさんの苗木が植えられ、その手入れに朝から晩まで夢中のようであった。この人にとって、桜の手入れは仕事ではなく、心からの楽しみなのだろう、幸せな人であることが、育った桜を見上げる満面の笑みから見て取れた。こんな、桜に魅せられた人が日本にもいる。太平洋側から日本海まで桜を植え続けた人の話もある。みんな桜が好きなのだ。桜は人間に魔法をかける能力があるのかもしれない。
昨日は弁護士事務所で担当の弁護士と打ち合わせ。五月の連休明け早々に家裁で離婚調停の結論を出すことになっていたが、先方が入院したという。どういう症状で、今後どのような見通しなのかほとんど何も知らせてこないのでまったく分からない。ただ、病院の契約者になってくれ、と言う申し入れだけが来ている。
二十年以上別居状態なので、法律的な婚姻の解消を目指していた。離婚に同意してもらうために、こちらが提供出来るものについてもすでにまとめてあり、今回で結論を出すつもりだった。こちらが申し入れたことであり、ここで調停を打ち切って次の段階(裁判)に進むのは、こちらが不利になる場合があるかもしれない、と弁護士は言う。
しかし先に延ばして何か進展があるのか。宙ぶらりんのストレスが自分を精神的に蝕んでいる。不利でも何でも事態を先に進める決断をする。ちょっとうんざりしている。そういうときは酒は飲まないことにしているのだが、昨日は発泡酒を一缶だけ飲んだ。
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調停のおはなしは、ストレスがこちらにも伝わってきます。
失礼ながら、出来の悪い子どもの相手をされてる気がしてしまいます。
私のまわりにも、相手の気持ちなど考えてないと思われる人が何人かいます。
そいう人は、ピントはずれなことで他人をよく責めてます。
失礼があったらおゆるしください。<(_ _)>
投稿: けんこう館 | 2016年4月 8日 (金) 11時31分
けんこう館様
法律上の妻そのものよりも、今回のストレスは向こうの家族からの一方的な非難によるものです。
向こうが正義で私が悪、という構図で信じられない言いがかりをつけられたりしました。
間違いは訂正しましたが、根本は、別れるなら金をよこせ、ということです。
別れられるなら金をやる方が楽だと思っていますが、今後の人生計画の大幅な変更も必要ですし、限度がありますので、それがストレスなのです。
弁護士からはそれを覚悟するように最初に言われましたが、これほどとは思いませんでした。
投稿: OKCHAN | 2016年4月 8日 (金) 12時26分