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2016年4月 5日 (火)

隠すより顕れる

 海外ニュースを見ていたら、「パナマ文書」が話題になっていた。パナマはタックス・ヘヴンの国である。金持ちや権力者が税金逃れにこの国の金融システムなどを利用することが知られている。

 このパナマの法律事務所が、その税金逃れのアドバイスをしていた記録が流出した。今後日本のニュースでも取り上げられるだろう。プーチン大統領からジャッキー・チェンまで、多数の名前が明らかにされている。税金逃れは、国によっては合法であるが、その金のもともとの由来が問題になる人物も多いだろう。

 今のところ日本人の名前は見当たらないが、もしかしたら少額なので公表が後回しになっていて、これから明らかになるのかも知れない。

 この情報リークで特に興味深いのは二つ、一つは習近平とその親族の名前が挙げられていること、そして不思議なことにアメリカ人の名前が一つもないことだ。アメリカ人がタックス・ヘヴンであるパナマでマネー・ロンダリングをしていないなどということは考えられないから、たまたまこの法律事務所に依頼していないのか、アメリカ人だけ選択的に記録が隠されているかのどちらかであろう。

 新聞の購読をやめているので、ヤフーなどのネットニュースをしばしばチェックしている。良く見るのは海外、特に韓国と中国のニュースだ。ニュースを取り上げた時のブログのネタはここからであることが多い。特に中国のニュースは面白いものがしばしばあるので、楽しみに見ている。面白い、というのは、まさかそんなことが、と驚くようなものである。それくらい中国人の論理は異質だからである。もちろん重大なニュースも見る。そこからその意味を考えるのは結構頭の体操になる。

 ところが今年に入って、中国のニュースが激減している。重大なものも面白いものも、である。だから、最近は中国ニュースといっても台湾と香港のニュースが大半である。試しに見てみたらいかがであろう。最近は台湾に詳しくなってしまった。興味のある国だからいいのだが。

 つまり、情報がないことから、中国はいま情報が厳しく管理されているということがよく分かるではないか。それならパナマ文書に習近平の名前があることなど報道されることなどないであろう。何しろ、蝿も虎も叩く、といって汚職撲滅を理由に粛清を進めているのだ。まさか自分を処分するわけにも行くまい。習近平に恨みを持つ人々も多いから、この事態を利用しようとするかも知れない。どうなるかそれをよく見ておこう。楽しみだ。

 イギリスやドイツでは、すでにこのパナマ文書がニュースで取り上げられているから、これからヒートアップするだろう。

 話は戻るが、どうしてアメリカ人の名前がないのか。これがアメリカの仕掛けによるリークであることはだれが見ても明らかではないか。アメリカに不都合とみなされた人物が標的になっているのかも知れない。これは結果から推定されると思う。個別に見ると面白いのだが、もう少し事態が進展するのを見てみようと思っている。

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