かすむわたらせ渓谷鉄道(行き)
わたらせ渓谷鉄道は渡良瀬川に沿って桐生と間藤を結ぶ。JRではないが、桐生駅では改札が一緒である。桐生駅のすぐ目の前のホテルに泊まっているので、ホームまで五分もかからない。
レトロ感のある車両。むかしの省線(両親は国電を省線と言っていた)の色である。でもなんだか薄汚い。
出発間際でもガラガラ。ちょっとさびしい。でも中はきれいだ。
電車が走り出した。
小中駅のレストラン・清流は列車の車両である。よく見ればこれは東武鉄道の車両ではないか。確か浅草と日光間を走った特急の「けごん」の車両だ。
しかし写真がかすんでいる。
これもかすんでいる。
これもかすんでいる。
しつこいけれどこれもかすんでいる。
これは窓が汚いからなのだ。では窓を開ければいいのだが、実は乗って最初の頃、窓を開けていたのがえらい目に遭った。
突然目から涙が出るわ激しいくしゃみが立て続けで止まらなくなるわついにはのどまで変になった。のどちんこが腫れたようになって、首から上が耳以外全部不調になった。
窓から入ったなにかに激しいアレルギー反応を示したらしい。あわてて窓を閉める。
一時間くらいして、ようやく目と鼻は収まり、くしゃみも出なくなったが、のどの不調は昼過ぎまでつづいた。いったい何があったのだろう。さっぱりわからない。
だから窓が汚くても窓を開けるわけには行かなかったのだ。
わたらせ渓谷鉄道に苦言を申し上げる。人出がなくて大変だろうが、観光を売りにするなら窓くらいきれいにして欲しい。
通洞駅が足尾銅山観光に近い。しかし銅山観光は少なくとも三回見ているので、パス。そのつぎの足尾駅まで行く。
通洞駅と足尾駅の間で銅山の精錬工場かなにかの工場が見えた。廃工場かと思うが、車が何台も止まっている。なんだろう。
つづく。次は足尾駅界隈。
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