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2016年5月17日 (火)

増毛駅なくなる

 今年の12月4日で、JR留萌線の留萌-増毛間16.7キロが廃線となる。

 この増毛駅は高倉健主演の映画「駅 STATION」の主要舞台になっている。私にとっての日本映画ベストワンはこの映画なので、数年前に北海道へフェリーで渡り、自分の車で道内旅行をしたときに、この増毛にももちろん行った。

 あまり感激したので増毛駅の写真を撮るのを忘れた。

Dsc_0078 増毛でなくて同じく映画の舞台となった雄冬にて

 この増毛への道や鉄道は過去たびたび崖崩れが頻発し、長期間休止することがあった。そうなると船で行くしかなかったという。鉄道がなくなれば道路しかないわけだ。さいわいいまは整備された国道が走っている。トンネルも新しくなっているからたぶん大丈夫だろう。

Dsc_0083 雄冬の海岸にて。冬は凄まじく荒れる。

 北海道は開拓当初、点状に開拓され、それをつなぐ道路や鉄道で線状となり、やがてそれが面となって広がっていったのだが、今はその逆のコースで過疎化しつつある。線が失われれば、点も残ることができない。

 若い頃仕事で数十回北海道内を出張で走り回った。だから北海道が舞台の映画やドラマには人一倍思い入れがある。「駅 STATION」はもちろん、「幸せの黄色いハンカチ」「遙かなる山の呼び声」「北の蛍」「北の国から」など、忘れられない作品がたくさんある。

 北海道の大学に行きたかったが、親に反対されて諦めた。とにかく北への思い入れが強いのだ。

 今は北海道は過疎化しているけれど、温暖化が進めば、将来は住みやすいのは北海道になるかも知れない。ひと世代なんとか頑張れば、北海道の時代がくるにちがいない。そのころ私はもういないけれど。

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コメント

おはようございます
留萌本線の増毛駅ですよねえ。
無くなるのですか・・・。残念です・・・。
北海道新幹線が開通する一方。こうした地方路線がなくなっていくのを考えると、
いったいJR北海道は何をしているのか?と思います。
では、
shinzei拝

shinzei様
100円稼ぐのに4554円の経費がかかるそうですから、残念ながらやむを得ないようです。
いまはなくなることを惜しむ人で大賑わいだそうです。

海岸線の道路ができてからずいぶんと生活がしやすくなった・・・
と聞いています
でも 札幌から礼儀知らずの若者が押し掛け夕日の絶景も
かなりの迷惑を受けているようです
陸の孤島と言われた雄冬へ船で行ったことがありますが
死ぬ思いをしました
たまに行って昔の方が良かったと言っても
住んでいる人にとっては毎日の生活の方が大切
勝手なことは言えませんね
増毛駅 今年の秋にはもう一度訪れるつもりです

イッペイ様
前回は友人とフェリーで渡り、車で10日間ほどの北海道旅行でしたが、できれば独りでひと月くらいゆっくり車で廻りたいと思っています。
いろいろ片づけなければならないこともあり、それは早くても来年になりそうなので、増毛の駅が駅でなくなる前にもう一度行くことはできません。
残念です。

我が家の家族旅行の一番の思い出は、7年連続の夏休みの北海道旅行です。
楽しいことが多かったのですが、夕食バイキングのとき中国人の団体と一緒になっときは
最悪でした。あれから10年近く経ってますが、今は北海道全体が、もっとひどいことになってるようです。

けんこう館様
家族で北海道旅行を7年も連続していけるとはうらやましいですね。

中国の団体旅行客は確かに最悪ですが、日本の団体旅行客もあまり有り難くありません。
私は一人旅が多いですが、たいてい小さな安宿か民宿に泊まることにしています。
団体が居ることはありませんから快適です。

こんばんは。
国鉄が分割民営化された当初から経営不安が囁かれたJR北海道ですが、
経営安定基金の運用益で何とか持ちこたえてきました。ただ、少子化と過疎
化による輸送量の減少は当時の想定を上回るペースで進んでいます。
道路整備の進行がそれをアシストしたのも皮肉な状況です。
北海道の可能性に魅力を感じて、本州から渡って来た人間としては、何とか
したい、という気持ちで日々生活してはいるのですが…。

いかさま様
即効的な対策はたぶんないのでしょうが、将来的には高齢者が暮らしやすい施設を中心にした町づくりをするなど、アイデアはあるのではないでしょうか。
インフラが集中できれば土地代の安い北海道のメリットが生かせるような気がします。

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