日本のナイアガラ
吹割の滝(ふきわれのたき)は自称、日本のナイアガラである。ナイアガラとはスケールがずいぶん違うけれど、普通のただ上から下へ、ひと幅の水が落下するものと違う、ユニークな滝だ。アメリカ人あたりが見たら、滝ではなくて急流だ、というかも知れない。
滝への入り口にこんな店が何軒か軒を連ねている。コメントは差し控えるが見てのとおり。
片品川沿いに遊歩道がつくられていてそこを歩く。岩盤の上を歩くことができるが、先の方は淵に落ちこんでいる。行く気になれば川に飛び込める。短い間隔で、危ないから川の縁に近寄るな、と放送ががなり立てる。日本語、英語、中国語で繰り返されてうるさい。危ないことをする連中が少なからずいるのであろう。
ここは滝も凄いが岩盤の崖も凄い。
いつもここの造詣に面白さを感ずる。
どう見ても口を開けて叫んでいる魔物がそのまま石になったように見える。
固い岩盤の上を水は流れている。このように水に落ちようと思えば落ちることができる。あとは知らない。
段差があれば水はこのように落下するしかない。穴は甌穴だろう。
水量と高さをべつにすればナイアガラといえないことはないか。
滝好きが思い切り滝を楽しんで、老神温泉の宿へ向かった。
宿は朝晩バイキング式で、特に晩は酒も飲み放題。質素な旅行には有難いのだが、他の客を見ていると、中に少し哀しくなる人も見受けられてそれが苦手である。言っていることは分かってもらえるだろうか。
ときに子供がいると興奮状態に近くなり、走り回り、食べ物を持っているから危ない。今回は土日に宿をとることになったからなおさらだ。
夜半まで子供が騒いで走り回っているのが耳障りだった。親が叱る声はついに聞かず。怒鳴りつけようかとも思ったが、こちらが興奮で寝られなくなるのでやめた。
爆睡。
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吹割の滝は一度・・・それも短い滞在時間のツアーだったのですが・・・とても感動した滝でした。以前私がブログアップした写真とは違う角度からの写真の数々・・・楽しませていただきました。久しぶりにブログをアップしました。また時々のぞいてください。
投稿: かすみ風子 | 2016年5月23日 (月) 22時39分
かすみ風子様
お待ちしていました。
毎日、そろそろ更新していないかと覗いていました。
吹割の滝も水量によって景色が多少変わります。
すぐ近くの老神温泉に定宿があるので、毎年来ています。
投稿: OKCHAN | 2016年5月24日 (火) 16時55分