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2016年5月 4日 (水)

おめでたい

 4月の速報によれば、韓国の貿易収支が51ヶ月連続で黒字であった。毎月儲かり続けているわけで、めでたいことである。

 ただ、日本の貿易収支が大赤字から小赤字に改善した理由と同じく、原油や原料の価格低下による輸入額の減少によるものであり、輸出額も減少していることは、輸出に多くを依存する韓国にとって心配なことだろう。

 貿易額は16ヶ月連続で減少し、輸出額の減少も同じく16ヶ月連続であった。最悪だった1月の対前年同月マイナス18.9%の大幅元から、二月三月と減少幅が縮小していたが、四月はふたたび拡大の様相を見せている。理由は明らかで、海外での競争が激化して、輸出産品の価格が下がっていること、中国と競合する部分での中国企業のシェア拡大により、韓国の主要輸出国である中国向けが頭打ちになっていることからであろう。

 いま韓国は曲がり角にいる。日本の二の舞にならないためになにができるのか必死で探すことだ。そしてそれが不幸にして間に合わなかったときに、どのようにしのぐのか、考えることだ。ウリジナル(何でも韓国起源ととなえること)などという妄想から脱して、少なくとも日本とまともにつきあえるようにすることが必要ではないのか。日本は人が好いから、これだけの仕打ちを韓国から受けても、韓国が本気で頼ってきたらそれなりの援助をするだろう。簡単ではないけれど。そのような覚悟のある新しい大統領が出てくればめでたいことなのだが(いまの某朴槿恵女史では無理だろう)。

 朝鮮日報の記事で、自動車部品メーカートップ100社の中に、韓国は5社しかないということを問題としてあげていた(日本は30社で一位)。世界の主要部品メーカーの多くは自動車を生産しているわけではない。ところが韓国の5社は自動車メーカーに従属するする会社であって、製品をほかのメーカーに自由に販売できないから、韓国には実質的に主要部品メーカーは存在しない、というのが朝鮮日報の指摘だ。

 つまりこのことが韓国の自動車メーカーの競争力に影を落としているのではないか、という。部品を自ら生み出さず、それを組み立てること(アセンブリという)だけで製品を生産するというのは、いままで韓国がとってきた手法だ。これは巨大財閥が巨大資本で行うことで強い競争力を持つ。規模が大きい方が優位であるからだ。さいわい韓国は財閥がリードしているから、めでたく経済伸長を続けることができた。

 ところがさらに上を行くアセンブリを行う競争相手が台頭した。中国である。こちらは国有企業だから巨大さでは韓国財閥もかなわない。そこで競争力を持つためには技術力が必要なのだ。それが危ういのではないか、その現れが部品メーカーの少なさに表れているのではないか、というのが朝鮮日報の言いたいことであろう。

 これがいわゆる中進国の罠といわれるものらしい。韓国の夜郎自大のプライドは維持できるのだろうか。

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