思いつき
長谷川慶太郎の新刊を読んでいる。そこからヒントをもらって、ある予感がひらめいた。妄想で、あり得ないようだが、もし的中すれば自慢できるのでここに記しておく。
北朝鮮のことである。
中国が北朝鮮に対する国連の制裁決議を阻止した。
中国がTHAADを理由に韓国に対して数々の嫌がらせをはじめた。
中国が尖閣諸島海域で再び強硬姿勢を開始した。
これらは陽動作戦ではないか。
9月に習近平が中国を訪問して中米首脳会談を行いたいと打診し、オバマ大統領はそれを受けるらしい。
これがポイントである。今中国とアメリカが話し合う状況にあるのか。話し合うのは関係を修復するためか、何かを合意するためであろう。しかし関係修復は根回しのあとに真打ちが登場して行うもので、いまそのような状況にあるようには見えない。関係修復ではないなら、いま突然何を合意するというのだろう。
中国は北朝鮮をコントロールできていない。この場合北朝鮮というより、金正恩がまったく中国のいうことをきかない、というほうが正しいだろう。それにいらだっていた中国だったが、いらだつだけでは収まらない事態が起こっている。核開発がドンドン進み、しかもその核をミサイルに積み込むことを目指して、着々と実験を繰り返している。
大陸間弾道ミサイルに積み込むのは技術的にとても困難なので、まだ当分は猶予があると見てアメリカは案外危機感が低い。しかし韓国や日本に対しての核攻撃は、核ミサイルの小型化が成功すれば早晩可能になるであろう。
その危機感を感じて韓国はTHAAD配備を受け入れた。それを中国は深刻に受け止めた。いままでの韓米と中国の対峙の力関係が、変更されてしまうと考えている。のど元に刃を突きつけられたと感じたのだ。
THAAD配備の名目は北朝鮮の行動である。それならその原因を排除しなけばならない。中国は北朝鮮を崩壊させて南北朝鮮が統一することは望んでいない。北朝鮮は存続させたい。しかし今のままでは中国にとって不都合である。
話が回りくどくなった。
ここで中国が採れる強行手段がある。金正恩の排除である。現在中国は中朝国境に大量の軍隊を配備している。ここから平壌まで機械化部隊なら6時間ほどで行くことが可能なのだ。
中国は手遅れにならないうちに軍隊を越境させて、金正恩の排除を実行することを決断している。その了承を求めるために、習近平はオバマ大統領を訪ねるのだ。そこでその了承に伴い、金正恩排除後の北朝鮮の中国による傀儡政権による存続、THAADの配備の中止、南シナ海に対してのアメリカの干渉中止、尖閣に対するアメリカの干渉中止などを求めてくるだろう。
アメリカにとっても金正恩の排除は願わしいことだから、北朝鮮の存続とTHAAD配備の凍結ぐらいは呑むかもしれない。それ以外はアメリカがどう判断するか分からない。判断保留し、次の大統領に委ねるだろう。
中国はしかしそれほど悠長にかまえている時間がないと思っているから、金正恩の排除は想像以上に早く実行されることになるであろう。それにより、中国は国際的な再評価を期待もしている。
オリンピック騒ぎが終わったら、大激震が走ることになる、というのが私の読みである。もちろん北朝鮮もうすうすきな臭い匂いをかいでいることだろう。北朝鮮のミサイルの向きが変わるかもしれないのだ。
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