真夏
早朝に千葉を出発した。車が比較的に空いていたので、五時間かからずに、無事名古屋に到着。千葉は小雨だったのに名古屋は快晴。じりじりと照りつけて肌が痛いような真夏の日差しだ。
いま荷物を片付け、一息ついた。荷物の主なものは本。実家に置いてある本のうち、司馬遼太郎の『街道を行く』シリーズを持って来た。全巻単行本。すでに少しだけ運んだが、残りの三十冊ほどを今回持って来た。あとは出来れば江戸川乱歩全集をもってこようと思う。ほかにも山のようにあるが、それはもうないものと思って、処分するのも棚に飾っておくのも弟たちの自由にしてもらう。
弟たちは本をほとんど読まないから本はたんなる飾りである。兄弟でどうしてこんなに違うのか不思議だ。妹はけっこう本を読む。だから実家の本棚には妹の本もある。
妹の嫁ぎ先でも母親が亡くなって実家は空き家になった。古い家なので、いまそこに新築の家を建てる計画を立てている。妹もパートで働いているし、まだ同居している娘二人も月々食費を家に入れているから、なんとか家を建て直す金はあるそうだ。えらいものだ。
今回、母の一周忌に来たので、新盆はパスしようと思ったら、弟から施餓鬼に参加するよう頼まれた。億劫だがこれも大事な用事である。だからお盆にはまた千葉へ行かなくてはならない。そのあと数日後にちょっと気の重い用事が同じ千葉県で控えている。その間弟の家にやっかいになることにした。
松戸に一人、兄貴分の人がいるので、都合がつけばいつものように船橋あたりで歓談しようかと思う。もちろん酒である。
息子と娘の盆休みの予定はどうであろうか。後半に用事が出来たから、前半に来てもらうしかない。都合はつくだろうか。会いたいけれど、向こうも予定があるだろうしなあ。
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