前橋に立ち寄る
前橋に立ち寄る。寄りたかったのは萩原朔太郎記念館。私は詩が苦手で、詩の好きな人よりも詩から感応することが少ないと思っている。そんな私でも記憶に残る詩人はいて、萩原朔太郎、中原中也、島崎藤村などがそれである。
その萩原朔太郎が前橋の生まれで記念館があることは知っていたのに一度も訪ねる機会がなかった。
ナビに道案内を頼むと前橋のバラ公園に連れて行かれた。途中どこにも萩原朔太郎記念館の案内表示がないのを不審に思った。
公園の地図を見るとたしかに記念館が園内にあるらしいので一安心。
バラ園とはいえ、冬だからバラは咲いていない。
幼児たちの銅像が並んでいる。
ようやく一輪だけ咲いているのを見つけた。けなげである。
萩原朔太郎の、我が故郷を謳った詩碑があり、そこに記念館への矢印もあるのだが、記念館が見当たらない。
地図の位置とは違うけれど、それらしき建物が見えた。喜び勇んで行ってみると、蚕糸記念館であった。しかも4月~11月の土日だけの開館である。もちろん閉館中。
入り口の案内板を探してよく読むと、萩原朔太郎記念館は閉館中であり、別の場所で再開されることになっているとある。そういうわけで道の途中の案内も撤去されていたのであった。残念。その後突然雪が降り出した。あわてて車に逃げこむ。外気温-2℃。
帰ったら朔太郎の詩集を読み直すことにしよう。
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