足尾に立ち寄る
足尾と云えば銅山で、銅山観光は見ものだが、それが見たかったのではない。
足尾駅。赤い郵便ポスト。誰もいない。
足尾銅山に勤めていた人たちの社宅。たくさん残っている。
いまこの社宅に住んでいる人は10所帯を切っていると、前回ここに来たときに聞いた。
この地域唯一のスーパがここにあった。
生協渡良瀬売店である。
昨年9月末に閉店した。
スーパー跡の向こうに見える山。山は光り輝き、足尾周辺は暗く沈んでいて象徴的。
渡良瀬大橋。日本最古の鉄橋としてつくられたという。現在はコンクリート製の橋に掛け替えられている。川の向こう、青緑の屋根は掛水倶楽部。
橋から見下ろす渡良瀬川は澄んでいる。
足尾の迎賓館だった掛水倶楽部。土日だけ開館している。
入り口から中を覗く。
橋のたもとに馬頭尊がある。
この橋の上流150メートルから渡良瀬川と呼ばれる。
橋の横から河原まで下りる遊歩道がある。
掛水倶楽部を下から見上げる。
足尾は銅山で多くの富を生み出し、足尾鉱毒水で多くの人を苦しめ、自然破壊もあった。しかしそれもいまは過去の歴史に埋没し、渡良瀬川は清流を取り戻している。
手が冷たい。小雪が舞いだしたので切り上げた。
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