雪、少し積もる
朝まだ暗い中、外を見ると白くなっている。昨夕からの雪が積もったようだ。そのまま風呂に行く。露天風呂から眺めたら、積雪は3センチ程度で、思ったほどではない。屋根もあり周りは囲われているけれど、冷たい風が吹きもれてくる。身体は温かく、頭はひんやりして、いくらでも入っていられる。湯面から立ちのぼる湯気が風で吹き流れていくのが面白い。
とりとめもないことを湯につかりながら考える。今日は客が少ないのか独り占め状態である。ほてった身体に湯上がりの冷たい水が甘露である。
食事が美味しいのでつい食べ過ぎる。正月の深酒を反省して酒を控え目にしているので、やめておかなければと思いながら御飯のおかわりをしてしまう。御飯がとても美味しいのだ。この辺も米どころである。
大きなホテルなので食事処がいくつもあり、毎日違うところで食事する。ホテルの方から当日案内がある。まだ二日だけだけれど、それぞれ多少個性がみられる。数組が食事しているが、中年や老年の夫婦が多い。みな静かに会話を交わしている。人生のご褒美を楽しんでいるのだろう。うらやましくないこともない。
寝具が身体にフィットしてとても快適でよく眠れるのだが、どういうわけか腰が痛くなってきた。ふだんせんべい布団で寝ているからそれに慣れた身体がとまどっているのだろうか。
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