予報どおり雪
夕方になって雪雲が下りてきた。最初はみぞれだったけれど次第に白くなり出した。この写真は降り始めたばかりの時だけれど、昼と違って止む様子はないからいまに窓外は真っ白になるだろう。本来の真冬の鳴子温泉の景色に変わるのだ。
宿泊しているホテルは大きい。けれど部屋は一部屋挟んでエレベーターが近く、そこから大浴場に下りられるのでとても便利でありがたい。迷子になるような風呂の遠い宿はかなわない。食事も美味しいし、量も適度である。仲居さんたちもにこやかで感じがよろしい。作りもしっかりしてほかの客のもの音なども聞こえないから静かである。
今朝のことだが、露天風呂にひとりで入っていたら内風呂の方が馬鹿に騒がしい。若い人たちのようである。早朝からやかましいな、と思っていたらどやどやと露天風呂に移ってきた。私がいるのに人無きが如き、けたたましい馬鹿笑いをする男がいる。良くいる、ひとりで仲間に馬鹿話をしてひとりで笑う奴である。その他の連中もつまらなそうに一緒に笑っている。
そういうおどけ者が私は苦手である。私がそういうことが苦手だからだけれど、おかしくないのに笑うのはもっと嫌いだ。そういうおどけ者はたいてい太った奴か、いかにも貧弱貧相な男のことが多い。朝の騒がしい男は太った男で、声がかん高い。上がろうとしてもその連中が出口の前に入っているからその間をすり抜けなければならない。ひとりだけ気がついてよけてくれたから良かったけれど、鈍感な若者たちである。
今回はふだんの安い民宿と違ってそこそこ張り込んだホテルに泊まっているのである。彼等のような若者がどうして泊まれるのか。客が少ないから団体で格安なのかもしれない。たぶん成人式の流れかな、などと思う。もう少しおとなになって欲しいものである。
ちょっと不満だったのはそれくらいで、快適にゴロゴロしている。これでも御仕事をしている人たちには心から申し訳ないことだと、思うだけは思っているのである。
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せっかくの寛ぎの時間、残念でしたね。
団体になると周りに人が居る、との認識が薄くなるのでしょうか?
主婦ランチも気をつけねば(^_^;)
1人で言って1人で笑う。。
聞いてもらっている人に同調されたいのか知りませんが、気持ちが悪いですね。
投稿: 藤子 | 2017年1月11日 (水) 06時07分
藤子様
そういう人、そこら中にいますよ。
ほんの数分の出来事なので、私としてはそれほど後を引くことではありませんが、性格的にそういう人間が嫌いなのです。
とはいえ学生時代などに友達と酩酊して回りに迷惑をかけなかったか、と云えば慚愧に堪えないことは山ほどありました。
投稿: OKCHAN | 2017年1月11日 (水) 07時27分