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2017年4月 3日 (月)

「全ての高齢者に身寄りがない状態」

 ネットを見ていたら、中国新聞網が日本がいかにして身寄りのない高齢者という問題を解決すべきかについて分析する記事を掲載した、と紹介されていた。

 身寄りのない高齢者の問題は社会システムの問題であり、この社会問題を解決しないと「全ての高齢者が身寄りのない状態」になることを防げないそうだ。これは政治の問題で、政策的に防止できるはずだと述べている。

 「全ての高齢者に身寄りがない状態」は「足早に近づいて」おり、この問題の解決には「貧困が実際に生じていることを前提に制度を考慮することが重要」で、身寄りのない高齢者の問題を「自分の利益と密接に関係する問題」と見做すべきだそうだ。

 つまりも身寄りのない高齢者の発生原因は「国や社会体制にある」のであって「高齢者自身や家族に原因があるのではない」と主張している。

 「日本は貧困が存在することを認めるべき」だと論じ、「格差を縮め、真剣に貧困問題に取り組まない国に未来はなく」、「貧困がもたらす悲惨な現実を直視」すべきだという。

 原文を読んでいない(読めない)から、「全ての高齢者に(が)身寄りのない状態」と本当に書かれているのか不明である。全ての高齢者に身寄りがない状態とは恐ろしい。さびしく、しかも恐ろしい社会である。年寄りだけが生き残ったのか?

 訳がおかしいのであろう。「身寄りのない状態の高齢者の全て」であろうか?それもなんとなくしっくりしない。それに引っかかって記事を残しておいたのだが、もう一度読み直して気がついた。

 何のことはない。この記事は中国のことを書いているとしか思えない。身寄りのない高齢者の貧困問題は、日本はもちろんだが中国も日本以上に問題であろう。格差も深刻である。もう子どもに頼ることが出来ない。何しろ一人っ子政策でわがまま放題に育てられた子供たちは、親に面倒を見てもらうのは当然と考えるけれど、その分、親の面倒を見なければならないなどとは考えられなくなっているのではないか。

 しからばその親の面倒は国が政策的に見なければならない。そのことを主張したいのだが、自国の話にすると国家(つまり共産党政権)の現状を批判しているととられかねない。そういうわけで日本を名指しして言い分を述べ立てているのだと思う。日本批判なら何を言っても許される国だし、日本の体制に問題があることを主張したみたいで評価されるだろう。それに読む人が読めば言いたいことは分かってもらえる。なかなか言いたいことを言うにも注意と配慮が必要な国であることは変わらないのだなあ。

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