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2017年5月 1日 (月)

過剰反応か

 先月29日に北朝鮮がミサイルを発射した。程なくして空中爆発し、北朝鮮国内に落下したらしい。このときの日本の反応に対して、韓国ハンギョレ新聞が記事を掲載した。

 東京メトロはミサイル発射の一報を受け、ただちに地下鉄の運行を停止したのだが、そのときのある日本のジャーナリストの「ついに日本までミサイルが飛んできたのかと思った」と云う言葉を取り上げている。そして東京新聞の「東京で地下鉄を止めるなんて過剰に反応しすぎだ。北朝鮮がやっていることはもちろん問題だが、日本政府や行政が過剰な恐怖心をあおっているのも問題だ」と云う記事も紹介している。

 ハンギョレ新聞の記事では、日本政府は朝鮮有事を想定してすぐにでも戦争が起きるような雰囲気を作り上げており、日本のマスコミもこれを積極的に報道している、とその過剰反応ぶりを揶揄している。東京新聞だけはまともだというのだろうか。

 確かに戦争は勃発するまでは何事もない状態が続く。しかし兆候があればそれに備えるのは当然のことであり、対応したけれど何も起きなかったというならそれはそれでよかったと思えば良いのだ。起こるはずがないと思っていたのに起きて、未曾有の事故をもたらした福島第一原発の経験が、心ある多くの日本人には身に沁みている。起こりえる可能性を知りながら備えを笑う者はどんな報いを受けるのか、天災が多く、災害を度々経験している日本人は分かっているのだ。

 ハンギョレ新聞に取り上げられた東京新聞の記事を書いた記者はそういう意味で日本人らしい危険についてのセンサーが鈍磨しているといえる。韓国はもともと災害の少ない国だからセンサーが弱い国らしく、危機感の欠如していることをこの記事は示している。これが韓国民の感覚なのだろう。

 ハンギョレ新聞は、この危機感を利用して日本政府は自衛隊の活動を活発化している、とそのことの方に危機感を示している。自衛隊が活動を活発化することを懸念するというのは、日本が韓国に軍事行動を起こすことを懸念していると云うことである。日本に攻められるほどのことを韓国は日本にしているという実感でもあるのだろうか。過去のことをいつまでもくどくどと言い続ける韓国に不快感を感じる日本人は多いだろうけれど、そんなうるさい韓国などと事をかまえるのはまっぴらだというのが普通の日本人の気持ちであり、ご心配には及ばないと申し上げたい。心配する方向が違うのではないか。

 どう見てもいまそこにある危機から目を背けたくて、習い性になった反日のお題目を唱えると恐怖から逃れられると思っているようで困ったものだ。もし韓国国民の多くが、北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んで欲しいとひそかに思ってでもいるようなら韓国は北朝鮮とグルである。まさかそんなことはないと思うけれど分からない。

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