少し離す
先日の『ためしてガッテン』で、疲れ目がテーマになっていたのをご覧になった方も多いだろう。現代人の多くは目を酷使する傾向にあることを自覚していると思う。私も年齢のせいもあるけれど、たぶん普通の人以上に酷使もしているので眼の不調を感じることが多い。
番組では、眼が疲れやすい人と、それほどでもない人に、実は器質的な違いがあるという意外な事実が明らかにされていた。寄り目が出来ない人が日本人には半数以上いるのだという。目を閉じて眼球の動きをコントロールしている筋肉を弛緩させたとき、視線の軸が真っ直ぐ正面を向いている人は寄り目が出来る。しかし視線の軸が開いている人が意外に多いのだという。特に日本人はその割合が高いそうだ。
弛緩すると視線の軸が開く人は寄り目が出来ないことが多いようだ。そもそも視線を真っ直ぐにするためにすでに眼球を動かす筋肉を使っているので、それ以上内側に向けるためにはかなりの力が必要になるのである。そのような人が近場でピントを合わせようとすると、眼球を動かす筋肉は大変な力を使うことになる。はげしい疲れ目で悩んでいる人に、寄り目の出来ない人の割合が高いのはそういう理由であった。
スマホを見続ける時間の長い若い人に、疲れ目から眼の異常へいたる人が急増しているという。当然だろう。本を読んだりスマホを長時間見続けたり、パソコンのモニターを目を近づけて見続ければ眼球の筋肉は酷使され続けることになり、その結果疲れ目になり身体に異常を来すことさえある。
番組では1時間に一度以上、一分以上目を閉じるようにすることを勧めていた。眼の筋肉を休憩させることがときに目薬よりも有効なのだという。簡単にできることで、しかも効果が高いようだから実践してみよう。まあたいていは眼が疲れれば眼を揉んだりつむったりするものだけれど。
テレビをつけっぱなしにしていることが多くなった。見ていないのについているのである。ついバラエティニュースなどを見るともなく見てしまう。そうして下らない話題を延々と微に入り細を穿って報じているのを見ているうちに、つまらないことに消息通になっていく。その合間に政治が話題にされることもある。松居一代と同列に扱われているのである。ときに松居一代の話題に真剣な眼差しを向け、政権の動向を皮肉交じりのにやにや笑いで論じ、興じる。
ネットニュースを見ていると、事実を報じるメディア系のニュースと並んで、ほとんど個人的意見であるようなものが混じっている。うっかりするとそれもニュースのように受け取らされてしまう。
物事にあまり近付きすぎて見ていると、頭が寄り目になる。どうも最近疲れ頭になっているのはそのせいかと気がついた。少し離すことが必要なようだ。ときには目をつむろう。
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少し離れてニュースを見ないといけないほど新聞も地上波も偏ってるようです。
投稿: けんこう館 | 2017年7月25日 (火) 10時07分
けんこう館様
距離をとらないと見えないものもあるようですね。
マスコミは木を見て森を見ていないことが多いようですし、結論ありきでものを見る傾向があります。
野党もそれに乗せられて短絡的に正義を振りかざします。
どうもそれが世の中というもののようです。
投稿: OKCHAN | 2017年7月25日 (火) 14時40分