風が涼しい
昨晩の台風は台風らしい台風であった。あけがた、窓を開け放つと北側からの吹き戻しの風が強く吹き抜けていく。久しぶりに朝の風が涼しいと感じた。今朝は富山あたりでまだ活躍しているようだ。
台風がいつまでも衰えないのは、海水温が高いことでエネルギーが日本に近づいても供給され続けるからだという。それならば温暖化が止まらない限り同じようなことがおきる。台風の発生する場所がだんだん日本に近いところに移っているようでもある。日本は次第に亜熱帯化しているのだろう。
昨夕旅行会社の女性から電話があった。観光先とスケジュールを決めて依頼していた秋の雲南省の旅行の最終予約の連絡が、まだ現地の旅行会社から来ないのだそうだ。こちらが連絡がないことを気にしているだろうと察して電話をくれたらしい。何度か打ち合わせで会っているので台風を話題にして互いに軽口をきく。ころころと明るく笑う彼女の声を聞いてなんとなく気分が晴れた。
そういえばしばらく誰とも口をきいていなかった。ふだんなら盆前に小旅行くらいに行って、旅先で見知らぬ人と会話をするところだが、ちょっとした雑用がランダムに続いていたのでずっと家にいる。おかげで金がほとんどかからずに暮らしているのは好いのだが、もの言わぬは腹膨るるわざ、という通り、物理的にも精神的にもたまらなくてもいいものがたまっている気がする。子どもたちの来るのが待ち遠しい。
旅行といえば、海外に行っても日本食を求める人がいるようだが、私はずっと現地食が続いても平気である。特に日本食が食べたくなったりしない。これが現地駐在ということになれば話は別だろう。仕事で中国の日系企業に勤める人を訪ねたことがしばしばあったが、よく日本食の店で会食することを希望された。たいてい一人か二人で頑張っている人が多かったから、日本語で会話して日本食を食べるいうことがとても嬉しいことなのだと言われた。
旅行や出張でする食事と、現地駐在で食べ続ける食事は違うようである。あまり食べるものにこだわらない私でも、食べられないと思えば懐かしく思い、食べたくなる日本食というものもあるかもしれない。友人達との旅行ではまず日本食を食べない。誰も日本食が食べたいなどといわない。それが平気な連中だから楽しいともいえる。何しろ精一杯異国を楽しみ、里心を忘れることの出来る元気ななかまであることがありがたい。
雲南省は中国の田舎料理ばかりで、素朴だがやたらに辛いものや塩っぱいものはないから結構いける。海の魚がないのは仕方がないが、なければないでもかまわないのだ。いまガイドブックを眺めて楽しみの予行演習をしている。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 何をやっているんだか(2026.09.10)
- これからまた降る?(2026.09.09)
- 線状降水帯の中(2026.09.08)
- 雨が恨めしい(2026.09.08)
- 縁(えにし)(2026.09.07)





コメント