看板倒れ
ブログを自己流のアーカイブにまとめ直している。ブログをそのままプリントアウトすると本文以外のものが入ってうるさいので、本文だけ月別のアーカイブにコピーして貼り付ける。これだと日付の若いほうから順に出来るので読み直しやすい。写真はテキストではないのでそのままではコピーできない。個別に画像のコピーという作業で貼り付ける。そのときに自分の好みで写真のサイズを大きくしたり縮めたりしてレイアウトを調整する。
二三ヶ月前から始めていたけれど、ちょっと飽きたのでしばらく中断していた。再開していま2012年の途中である。せっせと駄文を書いているので分量が多いし、つい読み直して誤字や段落の切りかえの調整をしているのでなかなか先へ進まないのだ。それに私と意見の似ているところがあるものばかりなので読んでいて分かりやすい(当たり前だけど)し、おもしろい。
私のブログは中国ウオッチと旅の記録と読書記録を看板に掲げている。過去のブログを見ると、中国関連のニュースをよく取りあげている。日本ではあまり考えられないような呆れる話が多い。ニュースソースは、ほとんどがニフティかヤフーの海外ニュースである。
ところが最近のブログではそのような記事があまり取りあげられていない。看板倒れなのであるが、その理由はそもそものネタが激減しているからである。ニフティやヤフーの中国のニュースは、半分が台湾の記事になってしまった。中国本土のニュースは、政治や経済ネタが多く、市井の、呆れるような、日本ではあり得ないようなめずらしいニュースがほとんど見当たらなくなっている。
これはどういうことだろうか。
中国はそのようなおもしろいことが起こらない、当たり前の国になったのだろうか。しばらく行っていないから断言できないけれど、そんなはずはないと思う。日本に来ている中国人観光客を見ていてもそんなに中国人が変わったとも思えない(多少行儀がよくなってきている気はするが)。
それならそのようなニュースをヤフーやニフティが取りあげるのをやめたのだろうか。エンタメのコーナーでどうでもいいニュースを山程取りあげているところを見れば、そんな選別をしているとは思えない。
となれば中国という国がそのようなニュースを流すことを許さないのだろうと容易に想像が付く。面白おかしく取りあげられることを嫌っているのだろうか。問題があればそれを報じ、それを見ておかしなものは直していく、という効用もあろうはずなのにそれを許さないのだろうか。
中国政府が言論の封殺を強力に推し進めているらしいという気配は、中国に興味のある人ならばたいてい強く感じているはずである。中国からブログを発していた、もなさんのブログは、ふだんの中国の生活を伝えていただけなのにどうも当局に嫌われて不愉快なことになったらしい。
当然生活の中で問題点があればそれも伝えてくれていたから、そんな些細なことが不都合と取られたのだろう。悪口だと取ることはあるかもしれないが、日本人が中国が嫌いでいながら中国で生活するはずがないではないか。悪意がないことは読めば分かるのにそれに目くじらを立てる中国の言論統制の恐ろしさを感じる。習近平という人はとても怖い人だと思う。
そういうわけで中国ウオッチを看板に掲げながらそのニュースが最近少ないのは、理由があるのである。
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