逆療法奏功
ギリギリで体調不良を脱し、昨晩は友人達と蟹三昧の大酒宴を楽しむことが出来た。城崎の友人は墓参りするとのことで彼を実家に送ったあと残りの友人達と集合場所だった京都へ戻る。ところがナビが指示したのは西側回りの不可解なルートで、おかげで一時間以上もロスした。ということで帰宅は四時前になってしまった。
もうしばらく蟹は見たくない(byF君)ほど蟹を食べた(と言いながら今晩も食べるのだが)。城崎の蟹は津居山蟹といい、もちろん松葉蟹であり、越前蟹と同じでまことに美味しい。やはり年々蟹の獲れる量は減りつつあるらしいが、年々高くなるのに逆に蟹を食べに来る観光客は増えているという。だからいまに蟹が本当に食べられなくなってしまうかもしれない。しかし私が心配しても仕方がない。
城崎温泉は外国人観光客もけっこう来るけれど、最近はさらに急増しているそうだ。共同浴場の混雑した風呂に嬉しそうに浸かっている外国人がたくさんいるという。想像するとなんだかほほえましい。
体調不良であると昨朝集合場所で言ったので、みなはいつもよりも酒の量が少なくてすむかと思ったらしい。ところが何のことはない。飲み出したら生ビールがいつも以上に旨く感じられ、さらにいつもの蟹に合う香住鶴(地酒)が美味いこと美味いこと。結果的にいつもよりも多く飲んでしまった。宿の人も呆れていたようだ。
飲み始めたら絶好調となり、談論風発元気いっぱい。あらぬことを口走って暴走したようだが、全員ほとんど酩酊して記憶が定かでない。それで好いのだ。
朝は朝食を無理に食べて、酒の影響が抜けるまでもう一眠りした。おかげで完全復活。体調不良もどこかへ飛んでいったようだ。
食べ残しも含めて茹でた蟹と焼いた蟹をお土産にもらう。友人の蟹のカンパもあるので、それを今晩は娘のどん姫と食べるつもりだ。どん姫も一度この蟹喰い会に参加したことがあるのだ。そのときは頬を赤く染めて、一升瓶を抱えてコップ酒を飲む姿を友人達に見られている。大喝采であった。
仕事の都合で最終電車で帰る、とどん姫から連絡があったので、これから一風呂浴びて一眠りして彼女を待つことにしようと思っている。出石で買った楽々鶴(ささづる・出石の地酒)もあるのだ。
« 春日武彦『鬱屈精神科医、お祓いを試みる』(太田出版) | トップページ | 初めておせちを注文する »
おはようございます
漁獲高が少なくなっているのに食べる人が増えるというのはウナギでも同じことですね。
ウナギも最近ではコンビニでも買えるようになりましたがそれだけ少なくなった感があります。
やはりごちそうはごちそうとして扱うべきでしょう。その方が漁業資源の保護にもなりますし・・・。
では、
shinzei拝
投稿: shinzei | 2017年12月12日 (火) 06時19分
OKCHANさん




蟹解禁から1ヶ月
やっとスーパーに列び、松葉ガニ食べました
美味しいね
たくさん食べると、お腹を壊しますので、
シャケ料理で、いたわってね
トラブルになる前に、無くしておきましょう
投稿: ちかよ | 2017年12月12日 (火) 11時05分
shinzei様
中国の漁船が季節をかまわず蟹を根こそぎ獲っている、などという噂もありますが、蟹はイカなどよりも深いところにいて、簡単に獲ることは難しいそうです。
中国や北朝鮮の漁船の問題点は、資源保護の発想が見られないことです。
一度漁場が荒れると回復には長い年月が必要です。
未来は冥いですね。
投稿: OKCHAN | 2017年12月12日 (火) 12時36分
ちかよ様
現地でたくさん蟹を食べたのに、土産にまた蟹を抱えて帰り、昨晩も娘と食べました。
本当に美味しいですね。
今のところお腹は大丈夫です。
来週月曜が定期検診日なので、この美食暴飲三昧がどう影響するのか、今度はそれが心配になってきました。
投稿: OKCHAN | 2017年12月12日 (火) 12時42分
やはり酒は百薬の長ですね。(笑)
薬も飲み過ぎには注意が必要かもしれませんが・・・。
投稿: けんこう館 | 2017年12月12日 (火) 14時47分
けんこう館様
なまじ酒を控えて節制などするから不調になったのかもしれない・・・などと言ったら医者から怒られそうですが、アルコール消毒の効果は絶大でした。
おかげさまで絶好調です。
投稿: OKCHAN | 2017年12月12日 (火) 14時59分