ようやく来た
毎年ある酒蔵の新酒会に行く。いわゆる蔵開きである。何十年の間に同行する顔ぶれもおおむね決まっていて、奈良や京都から参加する人もいる。その酒蔵から案内の葉書が来るはずなのに、なかなか来ないのでどうしたのかと心配していたら、ようやく今日届いたのでほっとした。
酒蔵に何かあったのか(最近はなかなか経営が厳しい酒蔵も多いらしいし)、それともいつもあまりに多量の試飲をするので愛想を尽かされたのか、と心配していたのだが、単に遅れただけのようだ。
今年はいつもより10日ほど遅かったが、今年の案内によると来年も同様に10日ほど遅い。何か事情があるのだろうか。それにしても何十年も土曜日が恒例だったのに、来年は初めて日曜日に開催される。年々大変な賑わいで場所取りだけでも大変なのだが、来年はさらにエスカレートしそうである。
まあ何はともあれ開催されるのであれば幸いである。安心して年を越せる。もともとは津島酒造組合の肝いりだったけれど、蔵独自の開催になって久しい。初めて名古屋へ転勤でやって来たときからの参加で、仕事の都合などでどうしても参加できなかったとき以外は皆勤賞である。もう33年になるだろうか。酒蔵では我々は最古参のグループだろう。とにかく来年も飲めると知って安心した。
« 怨みまたは恨み | トップページ | 韓中外交を妄想的色眼鏡で見る »
雨が多く米の収穫が遅れたために私の地元の酒の販売日が例年より遅くなりました。
同じ理由かもしれません。
投稿: けんこう館 | 2017年12月14日 (木) 17時33分
けんこう館様
冬が来るのは早かったですが、なるほどそういう理由があったのかもしれませんね。
投稿: OKCHAN | 2017年12月14日 (木) 18時46分
おはようございます
先日は私の拙い戦争責任論を見ていただきありがとうございます。
そういえば今年は新酒の販売が多少遅れましたね。
けんこう館さんが仰った通りでしょうか?
しかしこれから正月にかけて日本酒がうまい季節です。せいぜい肝臓に留意して
楽しみたいと思います。
では、
shinzei拝
投稿: shinzei | 2017年12月15日 (金) 06時12分
shinzei様
蒸留酒は苦手で、ビール、日本酒、ワイン、紹興酒が大好きです。
身体か醸造酒に完璧に親和しているようです。
子どもたちも同様で、正月はもっとも楽しい時間です。
酔っ払いは同じ話を堂々巡りで話して飽きませんが、酔っているからそれで好いのです。
投稿: OKCHAN | 2017年12月15日 (金) 08時08分
OKCHANさん
新酒の試飲会
から
もちろん冷や酒。
最近は熱燗で美味しいお酒、
試飲会あるようですよ
1位は、高知の「美丈夫 燗栄えの酒」。45度
2位、青森の「駒泉 山廃純米吟醸」。50度
3位は、京都の「玉川 やんわり 山廃純米」。50度以上
投稿: ちかよ | 2017年12月15日 (金) 12時38分
ちかよ様
試飲会は桶から濾布で絞ったばかりの新酒をいただきます。
まだ発酵中なので、かすかに炭酸のぴりっとした舌触りがあり、それが得も言われぬほどうまいのです。
しかし汲んでもらってしばらくすると炭酸は消えてしまい、味がどんどん変わります。
その変化を楽しむ酒ですから燗をするわけにはいきません。
人数が多いので野外であり、寒風の中で試飲します。
身体の中は熱く、外は寒いという状態なので、果てしなく飲めますが、いったん暖かいところにいくと、一気に酩酊します。
投稿: OKCHAN | 2017年12月15日 (金) 15時35分