待ち遠しい
明日は待ちに待った年に一度の新酒試飲会。そこで桶から絞りたての新酒を飲む楽しみもあるけれど、その日に久しぶりに友人に会うことがなにより嬉しい。
人間生きていれば多くの人と縁が出来る。去る者があれば長く続く縁もある。それがずっと続くことの不思議さを思う。
事情があって遠方に離れている人との縁を繋ぐために、絞りたてを密栓したその酒(火入れをしていないし、発酵で出た炭酸が封じ込められているので密栓が必要なのである)を送る。毎年しているそのことも楽しい。ついたよ、ありがとうの声が聞けるからだ。毎年ささやかなその送付先名簿を更新する。そして過去送っていたのに必要のなくなった人を偲ぶ。
酒蔵の庭にパレットやプラスチックケースをお借りしてちょっとしたテーブルと椅子とさせてもらう。名古屋駅で一度全員集合し、デパ地下(此処では高島屋のデパ地下)でつまみを調達する。すべて割り勘である。毎年のことなので、そのための準備をする。
テーブルに敷くビニールシート、それを押さえる両面テープ、両面テープを切るハサミ、割り箸、濡れタオルと乾いたタオル、割り勘計算用の手帳とボールペンなどなど。遠方から来る友人もいるので、幹事である私が用意する。
送付先の名簿のプリントアウトは酒蔵の社長夫人に渡す。毎年のことなので先方も了解である。用意するものも全部調えた。あとは明日の天気次第である。寒さと雨だけが心配だが、なに飲み出せばすべてを忘れて談笑し、酩酊する。
明日、遊園地に行く前の子どもみたいにわくわくしている。ああ、今晩寝れるかなあ。
気がついたら歯医者の予約時間を大幅に過ぎていた。連絡したらもう今日は一杯だという。謝って予約を取り直した。済まぬことであった。カレンダーにちゃんと書いておいたのに・・・。
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こんにちは。
ワクワクなさっているお気持ちが溢れておりますね。
存分にお楽しみくださいませ。
投稿: マコママ | 2018年2月11日 (日) 12時45分
マコママ様
先ほど酩酊状態ですが無事帰宅いたしました。
期待以上の酒宴でした。
酩酊しているので、今日の話は明日。
投稿: OKCHAN | 2018年2月11日 (日) 20時25分