苦戦をあえてしてみる
皮を切らせて肉を切るとか、肉を切らせて骨を断つ、とか云う。
何度も書いているが、大戦略シリーズというシステムソフトの戦争ゲームが好きで、何種類がもっている。特に好きな「大戦略マスターコンバット2」というゲームはこの二十年くらいの間に二百回をかるく越えて楽しんでいる。何しろキャンペーン版(進展に伴い、ストーリーが分岐していく)なので終了に多少時間を要する。
これを楽しむためにNECのWindowsXPデスクトップパソコンをだいじにだいじに使っている(もちろんXPパソコンはネットと切り離してある)。何しろこのゲームには64ビット版がないのである(出たらすぐ買う、古いゲームだけれどすぐ買う)。こういうシュミレーションゲームは反射神経の必要なアクションゲームと違い、年をとってもじっくり遊べるのだ。
二、三度やると飽きるので、数ヶ月間を置く。先日久しぶりにやってみて完勝した。私の場合は皮も切らせず骨を断つほどにこのゲームに習熟している。ほとんど損害を出さずにゲームをすすめることが出来る。何しろ敵の行動パターンは知っているし、必要最低限の最適の装備もほぼ承知している。戦費を使いすぎるとあとで苦しくなるから、最新兵器への過剰な転換を繰り返したりせず、必要な範囲にとどめるのがコツだ。
しかしあまり勝ちパターンを知りすぎるとマンネリになる。最適コースを外して、あえて苦戦を楽しむという楽しみ方もある。今回は海戦の得意なロイヤルネービーのキャラクターを救い出して陣営に加えるという必勝コースを選ばない。指揮官は陸戦の得意なキャラクター、空戦の得意なキャラクターなどに別れており、航空機を陸戦方の司令官に配備しても力は半減する。しかし艦船は海戦の得意なロイヤルネービーが指揮すれば無敵だが、他の指揮官では苦戦を強いられる。うっかりすると敵にぼろぼろにされてしまう。
今回はあえてその苦戦コースで皮を切らせて肉を切る緊張感を味わっている。ちょっとストレスフルだが、やり直しが出来るのが現実と違うところ。何しろゲームなのである。
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