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2018年4月 4日 (水)

鳴子峡(1)

この日の天気予報は全国版も地方版も晴れ、それも快晴だといっていた。それなのに中山平温泉は夜明け前から雨、ときどき止むけれど晴れ間などどこにもない。


ここから二キロたらずのところにある鳴子峡まで散策予定なのになんたることかと天を怨んでいたら、11時過ぎにようやく晴れ間が覗きだした。これならちょうど昼飯を出先で食べるのに都合の良い時間だ。

歩いてしばらくしたらまた小雨が降り出した。

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日帰り温泉「しんとろの湯」の前の源泉口を通り過ぎるころには本格的な雨。

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鬼そばとはどんなそばか?道路から逸れてずっと下り坂になっているその降り口にここから500メートルとあった。そしてかなり下った頃にこの「すぐそこ」の看板を見る。すぐそことあれはすぐそこに違いない。

しかしまだまだ下る。

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ようやく到着。真ん中がそば屋「藤治郎」。ラドン温泉との間を折れると・・・何と十人あまりの人が列んでいる。まだ開いていないのだろうか。次々に車でやってくる人がいる。左奥の駐車場はすでに満杯である。店内を覗くと店内にもたくさんの待ち人用の椅子があってそこにも人がひしめいている。食べている人もいる。十分ほど待っていたが、食べ終えて出てきたのは二人だけである。

これでは一時間くらい待たなければ食べることは出来そうもない。たぶん有名な店なのであろう。しかも当日は日曜日であった。待つのはとことん嫌いな性分である。列を離れて再び坂を上りはじめた。腹の立つことに雨はさらに本降りになっていく。

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この松林の先に鳴子峡のドライブインがある。しかしたぶんまだ休業中であろう。

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ドライブインの大きな駐車場への道を歩く。雪が溶けて水たまりになっている。

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思った通りまだドライブインは雪の中で冬眠中。左手の奥から鳴子峡を眺めに行く。アベックが先にいて写真をだらだら撮っていた。

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展望場所からの景色。下に渓流が流れていて散策路があるが、いまは雪だらけで降りることは出来ない。向こうの橋は国道。あとであちら側にも行く予定。紅葉のときなら絶景の場所である。

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この橋の上から一度景色を見てみたいと思いながらまだ果たせていない。

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このドライブインが開くのは四月下旬なのであった。予想通りだから腹は立たない。

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左手前のベンチでしばらく休憩する。

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コメント

展望台からの写真(下を渓流が流れている。・・・)
その渓流の傍を歩いています。
未だ母が元気な時に!!!。
紅葉の時期と、夏。
東北道からかなり走っての訪問でした。

マーチャン様
鳴子峡はいまはまだ冬眠中です。
東北道・古川インターから鳴子峡まで一時間弱でしょうか。
鳴子温泉から急坂を登る途中に尿前の関へ降りる道があります。
国道47号線をさらにもう少し西に行けば分水嶺と封人の家があるのですが、行かれましたか。
囲炉裏の前に座り込んで案内人の説明を聞くと、芭蕉の時代の空気を感じますよ。

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